応援旗決め  応援旗投影  下絵描き

応援旗:Formsで投票(写真1)

応援旗:実物大に投影(写真2)

応援旗:下絵制作(写真3)

体育大会 ~応援旗作成 ~ 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言が9月末まで延長されましたが、学校教育活動は感染防止対策をして継続いたします。さて、2学期のおおきな行事といえば体育大会です。緊急事態宣言延長に伴い、「できるのか?どうしたらできるのか?」・・・、9月末に予定していた学年別体育大会を、日程を10月に変更しできる範囲で実施しようと考えています。止まっていた応援旗作成も今日から活動再開です(左下写真)。再開!!応援旗作成。

 応援旗とは 

 体育大会につきものと言えば応援である。応援。人は応援されると、嬉しい。明治時代に、一高の運動部の試合で応援団が「奮(ふる)え、奮え」と声をかけたのが始まりで、ふれー!ふれーという応援がはじまったとか。たしかに人は応援されると、奮い立つ。そこで応援旗である。応援旗とはクラスの応援や団結を象徴する旗のことをいう。 九中では毎年応援旗を作成し応援旗の下大きな声援を送ってきた。昨年は、コロナの影響で縮小された体育大会となり例年作っていた応援旗も作らず。作成中に「密」になるかもしれないという理由で応援旗はつくらなかった。大掛かりなことはできない。各クラス生徒分の白いうちわを材料にクラスカラーで染めた。昨年の学年別体育大会は、「Colorfulなうちわ」が翻り体育大会を盛り上げたのだった。さて、今年はどうする?コロナウイルス感染予防の知見がある程度わかり、マスク着用、作成中はしゃべらないを徹底することを確認して応援旗作成を決めた。「応援旗をつくろう」の気運がたかまる。例年の流れに戻った。

 応援旗作成・・・ある日の放課後

 準備は夏休み前から始まっていた。まずは旗づくり。ミシンを使って針金を通す袋を作り、括り付ける紐を取り付けた。クラス団結の印、勇気の印(24時間走りませんが)応援旗作成準備の開始である。応援旗のデザインも考えなければならない。これは各クラス夏休みの課題となった。我がクラスに合うデザインは何がいいかな?これだ!夏休みが明けると渾身の作品を各自が提出する。応援旗デザインが各クラスで集められ、クラスで投票が行われた。ここで、Formsを使って投票したクラスもあった(写真1)。時代は進んでいる。うちのクラスの応援旗デザインが決定した。

 2学期になったとある日の放課後、廊下を歩いていると薄暗い教室からなにやら気配がする。教室の電気はついていない。うす暗い中で何をやっているのだろう。覗いてみると、応援旗の下書きを各教室で行っていたのであった。選ばれた応援旗デザインをプロジェクターで投影(写真2)して(だからうす暗い)、密にならないよう下書きをしていたのであった(写真3)。黒板に貼られた真っ白な応援旗は、秋の深まりとともにだんだん色づいていくだろう。

奮い立つ クラスは黙って 応援旗