研究授業 保健体育 研究授業 マット運動

研究授業(数学)

教育実習 1年保健体育(写真1) 

 教育実習 1年保健体育(写真2)   教育実習 2年数学(写真3) 

 6月7日より教育実習をおこなっています。その実習の総仕上げが研究授業と呼ばれるもの。大学から依頼された教育実習期間は2~4週間程度ありました。先週は保健体育の研究授業を実施し、そして今日はラストの研究授業です。4週間にわたって数学を教えていただいた実習生が満を持しての登板です。研究授業では、大学の担当の先生が、校長先生が、時には教頭先生や先生方が実習生を取り囲みます。が、九中生は、時にふだんどおり(時に猫をかぶり)、いつもと同じ温かいまなざしで実習生の授業を受けました(写真1、2,3)。研究授業発表

 4週間前・・・ 風さわやかな千里の地は教育実習の季節である。「4週間と一番長く実習させてもらえるので、様々な経験をして一緒に成長していきたいです。宜しくお願いします」と挨拶があったのは今は昔のようである。あれから月日・・・までは流れていないが、日は流れた。教育実習の仕上げ、研究授業をおこなう時期が来たのだ。先週は保健体育、今日は数学の実習生が笑顔は隠さず緊張を隠して研究授業にのぞんだ。今を学び今を行く実習生。九中の先生の指導を受けて明日の教育界を担う人材として羽ばたいて欲しい(校長)。

 保健体育研究授業 マット運動では接点技群とほん転技群を基本的な技とする回転系、平均立ち技群を基本的な技とする巧技群からなる。それらを習得し、組み合わせて「はじめ―なか―おわり」という連続した技ができるとともに、技の課題の改善を繰り返すことにより、演技の内容が豊かになる運動である。これらの技に挑戦し、その技ができる楽しみや喜びを味わうことができるよう研究授業を展開させていた。

 数学研究授業  速さ・道のり・時間の問題に対して苦手意識を持っている生徒が多い。しかし速さ・道のり・時間の問題ではどの未知数に対して文字を置くかによって計算や立式がしやすくなるなど工夫することができる。そのため教え合いを通して解き方の多様性に気づかせていた。いろんな工夫をすれば子どもは反応してくれる。 

 研究授業を終えて・・・ 保健体育N 単元の目標 器械運動の特性や成り立ちを理解し、仲間と協力してマット運動に積極的に取り組むことができるようになる。「研究授業ということで、多くの先生が見に来てくださり、生徒も緊張していたと思いますが、すごく真面目に取り組んでくれました。マット運動は難しい種目ですが、授業を通して互いに協力する姿や喜んでいる姿が見られ、やりがいを感じました。また、九中の先生方は、ユーモアがあり活気に溢れていて、毎日とても楽しかったです。良い学校で実習をさせていただくことができたことに感謝しています。ありがとうございました。」

 数学F 単元の目標 自分の解きやすい考え方を見つけよう。「研究授業でとても緊張しましたが、生徒が意欲的に活動してくれたので、緊張がほぐれていつも通りの授業を行うことが出来ました。授業の最後、自分の言葉で解き方の説明を行うとき(左上写真)も、クラスの雰囲気がよくて完璧な解説をしてくれました。生徒に解説をしてもらうことで、発表に対して自信を付けさせる事が出来たと思います。九中は生徒の雰囲気も先生方の仲も良く素晴らしい学校です。四週間がとても短く感じる程楽しい実習をさせていただき、やりがいを感じることが出来ました。まだまだ課題が多く残りますがこれからも精進していきます。本当にありがとうございました。」

九中生のみなさんありがとうございました。実習生一同