学力向上タイトル 「一人一台タブレットを活用して」

パソコン部  

今日の目標

タブレットを使って

PC部:活動目標(写真1)

技術:本時の目標 (写真2)

技術:スクラッチジュニア(写真3)

 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」の感染者数はまだ気を許せませんが、学校教育活動は感染防止対策を徹底して継続いたします。さて、学校で気を許すところと言えば九中「パソコンルーム」です。2月16日(水)3年技術の授業では、一人一台タブレットを活用して、プログラミングの学習に取り組みました(下写真)。パソコンルームにはパソコン部の標語、「未来に生かせこの技術!(写真1)」が掲げられています。プログラミング(3年技術)

 中学校技術 プログラミング学習

 文部科学省では、学校教育分野、社会教育分野における情報化の推進のため、様々な取組を実施している。教科指導でいえば2021年度から中学校でプログラミングに関する学習内容が変わった。「技術・家庭」の技術分野で学ぶ「D 情報の技術」の内容が再編されたのだ。これまでも中学校では「プログラムによる計測・制御」という内容でプログラミングを学習してきたが、新学習指導要領では、「計測・制御のプログラミングによる問題の解決」に加え、「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題の解決」が追加された(参考:文科省HP)。プログラミングの道は険しそうだが基礎基本から学ぶ。

 パソコンルーム:iPadを使って「プログラミング」

 一人一台タブレットの登場でパソコンルームの陰はうすくなっていた。何故かというと教室でiPadが使えるのでパソコン室まで行く必要が減ったのだ。そんなパソコンルームに静かな賑わいが戻る。今、3年技術の授業はパソコンルームに出向いておこなっているのだった。なぜ行くのか。そこに山があるからではない。ノートパソコンがあるからだ。タブレットを忘れたりバッテリーの充電が切れたら、ピンチヒッターノートパソコン!の出番が可能である。これで授業に支障はでない。

 さて、急速に発展する現代のテクノロジーによって私たちの暮らしが日々豊かになっていることは※人口に膾炙している。暮らしを陰で支えているテクノロジーの1つがプログラミング言語だ。このプログラム言語は、コンピューターに命令を伝える指示書のようなものである。私たちの身近なところにも同じようなものがあった。カレーの調理手順がそうだ。レシピどおり作れば同じ味のカレーが再現できる。で、今日の授業の目標は、アプリ「スクラッチジュニア」を使ってプログラミングを体験(写真2)、美味しく華麗に調理しよう。 ※人口に膾炙(じんこうにかいしゃ)・・・広く世間に知られること

 3学期1回目の授業では教科書P238、239の「プログラムの役割について考えよう」を学習した。情報処理手順であるアルゴリズムやプログラミング言語の必要性について学ぶ。今日は前回に学習したことをiPadを用いて実際にプログラミングする。プログラミング導入アプリ「スクラッチジュニア」を使ってプログラミングを体験した(写真3)。タブレットにのめり込む生徒がパソコンルームに溢れる。パソコンルームは静かな賑わいを取り戻した。

 担当者「現代ではロボット等による生活の自動化が進み、プログラミングのスキルが求められることが多くなりました。技術科の授業を通してプログラミングに興味関心を持ち、今後社会で活躍することを願っています」

 習うより 慣れる技 プログラミング♪