中庭

ベンチ作成

花壇完成

リニューアル前花壇(写真1)

おしゃれなベンチ制作(写真2)

リニューアル花壇:紫陽花(写真3)   

 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令され3日が過ぎました。大阪の感染者数も峠を乗り越えて欲しいですが、ここで気を許すわけにはいきません。気を許すのはオープンエアー下のSMILEGARDENでの活動です。吹奏楽部しかり。さて、スマイルガーデンの懸案だった花壇のリニューアルをようやく終えました。スマイルガーデンはコロナ禍を乗り越えていきます。花壇完成

  SMILE GARDEN 吹奏楽部 憩いの活動場所

 九中生の憩いの場所、いざという時の避難場所がSMILE GARDEN(防災中庭)であった。今は、吹奏楽部「憩いの活動場所」ともなっている(緊急事態宣言発出後クラブは中止)。コロナ対策のため、音楽室や廊下で5m以上の間隔を開け練習していたのだが、だんだんと肩身がせまくなってきた。屋内はまずい。そこで中庭である。オープンエアーのもと、中庭のステージや花壇を椅子にして開放的に練習をおこなっていた。リーダーがステージに上がり指揮をする。中庭いっぱいにひろがり花壇や2階、3階の渡り廊下も使っての合奏は、「いいね」がいっぱいだった。この練習方法は、なんとか音を合わせることが出来ないかと、部員みんなで考えた結果であった。

 さて、この中庭は昨年九中50周年記念行事として、地域に開かれた学校、防災中庭をコンセプトにし、「日本全国スマイル化計画プロジェクト」に応募して選ばれ、スマイル(吉本興業所属)さんを中心に地域や学校といっしょに、 ウーイェイ!と完成させた庭である。ところがまだ完成させてない部分があったのだ。

 画竜点睛を入れる SMILE GARDEN 来客 憩いの場所

 渡り廊下手前2つの花壇が、時間と費用との関係で実は手つかずのままであった(写真1)。やはりここに手をつけないと画竜点睛を欠く。画竜点睛とは物事を完成させるために必要な最後の仕上げをいう。「最後に加える」ポイントがここだった。校長先生は用務員さんに花壇再生をお願いしたのである。用務員さんは花壇のブロックをベーシックな茶色で塗った。耐水性のある木材の板をブロックの上に載せボルトで締めた。思わず座りたくなる花壇が完成した。リニューアル花壇二つはスマイルガーデンの仲間入りを果たす。また、藤だなと同色の赤、黄色を脚にしたベンチ2つも作り、防災かまどの間に設置した(写真2)。4月27日、用務員さんがリニューアルした花壇に紫陽花を3つ植えてくれた(写真3)。画竜点睛を入れる。スマイルガーデンの進化はとまらない。 

 4月27日は歯科検診の日でもあった。緊急事態宣言前の20日に前半をおこなったのであるが、緊急事態宣言が発出された今、検診はどうなるのだろうという声もあったが・・・。病院に行きにくいこの時期だからこそ学校での検診は大切である。感染症予防対策を講じた上でお医者さんに検診をおこなっていただいた。ありがとうございます。検診後、歯医者さん達には用務員さんがリニューアルしたスマイルガーデンへどうぞ、どうぞとご案内する。リニューアル花壇に座られ、おもわずにっこり「いい庭ですね(左上写真)」。

 歯医者さん「例年と比べて虫歯が多いわけではないけれど、歯垢とか歯石が付着している生徒さんが増えたように思います。今はコロナで外で歯磨きはしにくいし、外にも出なくなったので歯磨きがおろそかになっているようです。コロナ禍だからこそ、お家での歯磨きをていねいにして、お口の中をきれいにする必要があります」

SMILE庭 紫陽花3つ 歯(葉)もきれい