吹奏楽フェスティバル

臨時駐輪場 

豊中市立第九 指揮 

吹奏楽フェスティバル (写真1) 文化芸術センター臨時駐輪場 (写真2)

指揮は吹奏楽部顧問(写真3) 

 新型コロナウイルスの動向や東京オリンピックの行方も気になるところですが、気になるといえば豊中市「吹奏楽フェスティバル(写真1)の開催でした。しかし、関係者の尽力により新型コロナウイルス感染予防を施し、7月23日に万全の体制で(臨時駐輪場も設置 写真2)豊中市文化芸術センター大ホールにて開催されたのです。蝉の声がまだまだミーンミーン(mean mean♪)と鳴く中、九中吹奏楽部は出演を目標に意味ある音を奏で練習を続けていました。フェスティバルではトリをつとめ、見事「一陣の音」で来場者の心をさわやかにしてくれました。吹奏楽フェスティバル

 豊中市立文化芸術センター 舞台に立つ

 「豊中市文化芸術センター」は市民のみなさんとともに文化芸術を新たに創造・発信していくことをとおして、心豊かな市民生活や活力ある地域社会の実現に寄与する拠点施設となることをめざして平成29年にグランドオープンした施設である。大ホールの緞帳は、平成20年ノーベル物理学賞を受賞され、名誉市民になっていただいた南部陽一郎先生の監修のもと(中略)制作された。作品のタイトルは「宇宙そして自発的対称性の破れ」で、南部先生のノーベル物理学賞の受賞理由となった「自発的対称性の破れ」の研究理論をベースにデザインされたものである 。単調な世界から複雑で豊富な世界へと変貌する、南部博士が我々の未来に残してくれたメッセージといえる(引用 豊中市文化芸術センターHP)。

 豊富な音を奏で、文化芸術を発信するため九中吹奏楽部は大ホールの舞台に立った。(※左上写真 主催者の許可を得て撮影 校長) 

 豊中市「吹奏楽フェスティバル」 第3部11番に登場 

 豊中市立文化芸術センター大ホールは、吹奏楽関係者の間で一度は立ってみたい檜舞台として知られている。このホールの響きを身体で感じ舞台から見える景色を目に焼き付けることを目標に九中吹奏楽部は舞台に向かう。3年生は約1年ぶりのホールでの演奏会、2年生は初めてホールで音を奏でるのだ。大ホールを前に2年生は3年生の先輩に緊張を訴える。その緊張は指揮の顧問(写真3)にも伝わった。だが顧問は心配はしていない。吹奏楽部員にとってホールでの演奏、緊張するという体験は演奏者として何物にも代えがたいレベルアップにつながるからだ。開演は15時。ドキドキな本番が始まる。演奏は今年度の吹奏楽コンクールで演奏する「トイズ・パレード」、「アルカディア」の2曲だ。演奏後拍手が響き渡った。出来映えはクール(かっこいい♪)だ。

 演奏会は出演校関係者対象の整理券制、3~4団体ごとに客席総入れ替え制で行われた。会場では、入場時の検温、手指消毒、マスク着用の義務可能な限りの感染対策が施されていた。配慮ある運営に感謝だ。コロナウイルス感染防止対策を施しながら、演奏できる場を設けて下さった豊中市吹奏楽連盟の皆様、本当にありがとうございます。

 顧問「終演後、部員はすぐに私のところへやってきて、『ここの部分はどうでしたか?』と振り返りを始めました。その様子から今回の演奏会での経験を活かして次につなげようと意識をしながら取り組めたのだと感じました。こうして演奏でき、音楽に没頭できるのは保護者の皆様の支えがあってのことです。保護者のみなさま、関係者のみなさま、足を運んで応援してくださり本当にありがとうございました」

ステキなホール 意味ある経験 演奏し