昨年度は、水泳授業を已む無く中止することになり、プールの清掃は業者にお願いをしました。その分、教職員はオンラインの研修等に時間を充てました。

今年度は、教職員による清掃をメインとし、6年各クラスが体育の時間を使って分散してプールの清掃を行いました。

この日は気温が少し高かったこともあり、子どもたちは水の中に足を入れて、とても気持ちよさそうに生き生きと笑顔で掃除をしていました。子どもたちにとって、自分たちが使うプールを自分たちの手できれいにするという体験ができたのではないかと思います。

また、教職員にとってはプール清掃の仕方を再確認できました。教職員全員でコミュニケーションを取りながら一緒に汗を流すことによって、教職員の一体感がより生まれたように感じました。

今回のプール清掃は、子どもたちにとっても教職員にとっても新型コロナの影響で薄くなっていたものを取り戻していくような体験となり、意味のあるプール清掃にすることができたのではないかと思っています。コロナ前は当たり前だったものを、「ありがたい」と感じたのかもしれません。

さて、6月14日(火曜)をプール開きとしています。

6年生は、先日、消防局をお招きし簡易キットを使用した救命講習を受けました。教職員は来週、プール機器の説明会、救命講習を行う予定としています。PTAの水泳授業のサポートの準備も進められています。新型コロナ対策を講じた3年ぶりの水泳授業に向け、準備を進めています。