4年生は、総合的な学習の時間「やさしい町~やさしい町ってなんだろう~」で、とよなか国際交流協会のスタッフの方をお招きし、豊中市に住んでいる外国人の概要や困っていることを知り、多文化共生を進めるために必要なこと等について考えました。

豊中市に住んでいる外国人は、2017年は約5700人でしたが、2023年1月は約6600人となっています。今後も増えていくと考えられます。

いろいろな言葉や文化、考えを持つ人と出会い、交流すると楽しい発見や学びがあり、それが地域の豊かさにつながります。

しかし、その一方で、外国人が困っていることは、4つの壁(言葉、文化、心、制度)です。言葉がわかれば問題解決、となりません。

外国人の人は、地域の人たちとつながりが作りにくいことがあります。豊中市に住む外国の人が、一人ぼっちになって困ることがないように、また、安心で安全に暮らせるように、人と人との出会いやつながりを広げ、多文化共生のまちづくりを進めていくことが必要です。

多文化共生を進めるためには、とよなか国際交流センターのスタッフ、外国人の人たちが頑張るだけでは進められません。今回は、学校で、学校以外の場所で、どんなことができるだろうか? 友だちと、家族と、近所の人たちで協力してできることはあるだろうか?と考える機会となりました。

社会科副読本『ゆたかなゆめあるまち豊中』135ページに載っているスタッフの方が自分の教室にやって来て、目の前でお話をしてくださることに、子どもたちはビックリしている様子でした!

【参考】とよなか国際交流センターホームページ 公益財団法人 とよなか国際交流協会ホームページ