3年生と5年生は、先日、視覚障がいのある方に来ていただいて直接お話を聴きました。視覚障がいといっても、人によって見え方が違うことや、街の中で困っている点、声のかけ方や接し方等について教えていただきました。

その学習を踏まえ、豊中市社会福祉協議会からアイマスクと白杖を借りてきてアイマスク体験を行いました。実際に視覚障がいのある方が置かれている状況を体験するとともに、そのサポートの仕方を体験しました。

肩かひじに手を添えてもらい、介助する人が半歩前、左右にずれることで、安心感をもってもらいながら安全にサポートできます。

普段は何でもない段差や階段が、とても怖く感じます。腰がひけ、手探りでどこなのかをさぐろうとする児童もいました。

今回、実際に視覚障がいのある方の立場で体験したことや総合的な学習の時間の中で学んだことを活かして、自分たちが暮らしている豊中市が、みんなで協力しながら誰もが暮らしやすい「まち」に、もっともっとなるよう子どもたちの目線で考えていってほしいと思っています。そして、学校以外の場所で自然にサポートできるようになってほしいと思っています。