第十三中学校区では、今年度さらに9年間を見通した教育を推進していきます。特に、第十三中学校でも進めているキャリア教育は校区の柱とし、「自己解決能力を身につけ、自分の生き方を見つけられる子ども」を校区のめざす子ども像として掲げました。

大池小学校の学校教育経営方針の本年度の重点「つながり」3に「第十三中学校区 小中一貫教育の推進」を掲げています。「小中一体となった寄り添いの中で安心感を醸成していく。なだらかな9年間をつなぐ、つみあげる学習指導で子どもたちの学びを丁寧に支える」ことを重点としています。

小中一貫教育の取組みの一つとして、12月2日(火)、第十三中学校1年生と本校5・6年生が交流しました(刀根山小学校でも交流活動が行われました)。

第十三中学校1年生の皆さんは、校外学習で大阪大学豊中キャンパスを訪れ大学生等と交流活動を行いました。その体験を通じて学んだことや校外学習で得た協働的な取組みの面白さや、達成感、自他の存在意義を活かし、自分たちのできることの中で周囲の人々と積極的に関わろうとする意欲や行動力を育む取組みを進めてこられました。

中1生は、自分たちが獲得した成果や実感等から小学生に対して自分たちのできるプログラムを考え、本日、プレゼンテーションと交流活動の場を設けることが実現しました!

中1生は、自分たちが得た実感等を小学生にも体感してもらおうと、各グループともよく工夫されていました。とても和やかに交流活動が行われ、子どもたち主体の充実した時間となりました。

小学校5・6年生は中1生の成長した姿を見て、自分自身の中学生像をイメージすることができたのではないでしょうか。

本日は、5限目が始まる前のたてわり(異学年)清掃の時間に生徒のみなさんが来校されたので、低学年の子どもたちもお兄さん、お姉さんとふれあう時間が少しあったようです。中1生のとの再会が嬉しかった!と教えてくれたのとても印象的でした。

第十三中学校区では「人とのつながり」を増築していく取組み、自己解決能力を身につけ自分の生き方を見つけていく取組み、そして、子どもたちの心が元気になる取組み等を、これからも推進していくことができたらと考えています。