本日9月1日は「防災の日」です。1923年に発生した関東大震災が9月1日だったことから制定されています。また、暦の上でも二百十日にあたり、台風が多い時期から「災害への備えを怠らないように」という戒めもこめられています。今年も8月30日~9月5日が「防災週間」となっています。

豊中市の小学校給食では、子どもたちに防災への意識を高めてもらおうと、毎年、9月1日に合わせて防災メニューが提供されます。防災メニューは、防災カレー、乾パン、白桃ゼリー。

防災カレーは、長期間保存でき、災害で火や水が使えない時でも食べることができます。乾パンも長期間保尊できます。白桃ゼリーは、冷蔵庫に入れなくても保存できるゼリーです。甘いものは体の中ですぐにエネルギーになります。

災害時には電気や水道、ガスなどのライフラインが寸断され、通常の食事ができなくなることや、温かい炊き出しが準備されるまで時間がかかることが想定されることから、子どもたちに災害時の食事をイメージしてもらうことがねらいです。非常食も実際に食べる体験をしておくことで、災害時でも安心して食べることができると言われています。

本日の給食をきっかけに、「災害」について、「災害が起こった後のこと」について、そして、「備え」について意識をさらに高めてほしいと思っています。