10月の全校集会で豊中市役所の人に自分の意見や気持ちを聞いてもらいたい児童の募集を行いました。6年生2名が「聴いてほしい」ということで応募があり、豊中市役所こども政策課につなぎました。

豊中市は、子どものありのままの思いを受け止めることを大切されており、形式的な意見表明の場ではなく、アウトリーチ型で子どもたちの本音の意見を集め、その意見を市の施策に反映するように努めておられます。子どもたちの目線を大切にされ、子どもたちにとっても「明日がもっと楽しみなまち・豊中」をつくっていこうとされていることが伝わってきます。

さて、11月19日に行われたヒアリングでは、性の多様性と公共トイレについて、中学校制服の費用の負担について、豊中駅図書サービスポイントの利便性について、公共図書館の絵本コーナーについて、学校図書館の本の種類について、公園について、道路の整備について、駅前の建物と建物の間隔について等々、自分の住んでいるまち・豊中を見つめて、こんなふうになったら嬉しいというような思いや考えを伝えることができました。ヒアリングの時間は1時間でしたが、あっという間で、もっともっと伝えたいというところで終わりました。

後日、2年生の教室では、一人一台タブレット端末を使って学校給食課の給食アンケートに回答していました。給食について子どもたちの声をたくさん集めて、給食に反映していこうとされているのが「いいな」と思いました。早い子は3分程度で回答していました。子どもたちは、自分の意見を「給食を作る人が見てくれる!」ということで喜んで回答し送信していました。微笑ましい光景がたくさんあります!

大型モニターに映し出されたQRコードで読み取って、アンケートに回答していました。2年生でも一人一台端末を使ってスムーズにアンケートの回答ができており、感心しました。