大池校区にお住まいの防災士さんと一緒に防災学習【2回目】 ~「防災グッズ」の作製を体験しました~(4年)
4年生は、社会科の授業で「自然災害から人々を守る」について学習をしています。その学習に関連させて総合学習の時間では、大池校区にお住まいの防災士さんをゲストティーチャーとしてお招きし防災学習を行っています。
本日(9月12日)は、防災学習【2回目】。
最初に、前回学んだ災害伝言ダイヤル「171」の使い方のおさらいから。覚えておきたい伝言キーワード「あ・い・た・い・よ」【あなたの名前は・いまいる場所は・だれと一緒にいるか・いたい所はないか(けがの確認)・よこく(移動などこれからの行動に関して)】を振り返りました。最大30秒の間に、落ち着いて必要な情報を録音して家族にしっかり伝えることの大切さを学んでいました。
そして、今回のメインである「防災グッズ」の作製を体験しました。防災グッズは2つ作製しました。
一つ目は「ゴミ袋でポンチョ」。台風や大雨が降り、レインコートなどの備品が足りないときには、ゴミ袋で簡単に作れるポンチョがあると便利です。また、寒さや汚れを防ぐときにも役立ちます。
二つ目は、「厚紙でうちわ」。災害時に停電になると、暑くてもエアコンや扇風機が使えなくなります。そんな時、あおいで涼むことができるのが、うちわです。
子どもたちは、家庭にあるもので意外と簡単に代用品が作れることに驚いていました!
災害時のための準備や対策をしていても、実際の災害時では予想していなかったことが起こることも考えられます。そんな時に、少しの知識や工夫があれば、必要なものの代用品を作ることができます。いざという時に「これが使えるかも」という見方・考え方は災害時に大きな力となります。
次回は、最終回となります。30年前の阪神・淡路大震災の豊中市の被害状況を見て、災害が起きた時に自分自身ができる行動等について考えてもらうことを予定しています。