4年生は、社会科の授業で「自然災害から人々を守る」について学習をしています。その学習に関連させて総合学習の時間では、大池校区にお住まいの防災士さんをゲストティーチャーとしてお招きし防災学習を行っています。

 

本日(9月18日)は、防災学習【3回目】。

最初に30年前に起こった阪神淡路大震災の豊中市の被害の状況を見ました。大阪府内で最大規模の被害が出た豊中市です。防災士さんが「この写真はすべて豊中市の写真です」と告げた時、子どもたちはとても驚いていました。自分たちが住んでいる豊中でこんなに大きな災害があったことに驚いていました。

防災士さんは、当時の体験を子どもたちに伝えました。そして、「もし明日、大災害が発生するとしたら、今、どんな行動や準備をしますか?」と問いました。

子どもたちはグループになって考え全体で共有しました。子どもたちは少しでも備えることの重要性と、知識だけではなく実際に行動を起こすことの大切さを学んでいました。

 

これまで地域の防災士さんと一緒に防災学習を行いましたが、今回で最終回となります。この学習を通じて、一人ひとりが防災に関心を持って、日頃から備えることが大切だと感じてくれたのではないかと思っています。

「災害は忘れた頃にやってくる」と言われます。いつ起こるとも分からないのが災害です。日本は地震が発生しやすく、また近年は線状降水帯による豪雨など予測が難しい現象が増加しています。子どもたちが災害に遭遇したとき適切な行動ができるように、これからも自分が暮らす地域のことを知り、命を守るための知識・技術を獲得していくことを期待しています。

大池校区にお住まいの防災士さん、全3回の防災学習ありがとうございました! 

【参考】

とよなかチャンネル 豊中市公式YouTube かたらいプラザ(2015年1月6日から1月20日までの放送分)特集「あの日から20年 ~阪神・淡路大震災を忘れない~」(番組の中の9分40秒~24分16秒)外部サイトへリンク