『我々教師にとって授業は命です』

先日の教職員研修で東丘小にお越しいただいた二瓶弘行先生の言葉です。

二瓶先生は、筑波大学付属小学校で24年間教壇に立ち、立教大や筑波大でも教鞭をとられ、現在は桃山学院教育大学の教育監/教授としてご活躍されています。私自身も、15年ほど前に行われた筑波での全国研究会に参加した時、『どうすればこんな授業が展開できるようになるのだろう…』という気持ちで二瓶先生の実践を見ていたことを思い出しました。

ここから3年間『言語活動』を柱として研究を進めていく東丘にとって非常に貴重な機会となり、令和8年度にはともに一貫校となる北丘小と八中の先生方も研修に参加してくれたことで、『9年間をつなぐ』というイメージをもちながら内容を共有できました。

       

『私たち教師は、一人で多くの子どもたちを、少しでも難解な文章を一人で読める・読み取ることが出来る力をつけることが命題です。毎年そう思いながら授業を行って24年追い続けましたが、辿り着きませんでした…』という二瓶先生の言葉は、今現役で子どもたちの授業を行う私たちにとって、非常に重み・深みのある言葉でした。

我々教職員は、子どもたちの指導・支援・対応に日々奮闘しながら過ごしていますが、今回の研修で改めて『授業とはなんぞや?』という原点回帰が出来たように感じました。

研修後、いろいろな教室で授業を見ていても、今回学んだことを早速子どもたちとの実践に活かしている姿がいくつもありました。そのスポンジのような吸収力とハ〇ングの仕上がりに負けないくらいの柔軟性に富む姿勢は非常に大切だな~と、正直なところ年ごと吸収力も柔軟性も↘気味の自分自身に‟喝!!”を入れながら…( `ー´)ノ

二瓶先生、内容はもちろんのこと、熱量のある、教師魂を揺さぶる研修をいただきありがとうございました。