6年生は、4月から社会の歴史を学びつつ、戦争と平和についての学習を進め、1年生から5年生までに折り鶴を出張で教えに行ったり、行ってきます集会で平和についての願いを語ったり、この1学期間は本当に怒涛の活動だったと思います。

修学旅行から帰って来ても、壁新聞をまとめたり、発表の準備を着々と行ったり…。ただ『行った・帰ってきた・楽しかった』ではない、これこそ学校を代表して最高学年として行く修学旅行たる所以です。

  

それもこれも、いよいよ6月の学習発表会を一つの区切りとして集大成を迎えました。

6年生のメッセージや歌声から、見に来てくれた保護者の方や先生方、リハーサルを見た5年生には何がどのように伝わったのでしょうか。それより、6年生が届けたかった願いや思いはしっかりと表現できたでしょうか。

   

『平和』の言葉の意味は、国語辞典を調べると

  1.  戦争紛争がなく、世の中がおだやかな状態にあること。また、そのさま。

  1.  心配やもめごとがなく、おだやかなこと。また、そのさま。

  2. という記載がありました。

地球には約196の国や地域があり、その中で1945年以降戦争がなかった『平和』な国は日本を含めて8か国と言われています。

日本は戦後約78年間、確かに戦争は起こっていません。でも、日本は本当に『平和』なのでしょうか?この学習発表会をもって一旦平和学習を離れると思いますが、その部分はこれからもじっくり探求していってほしいと願います。