9月1日は何の日か?というと、キウイの日、マテ茶の日、民放ラジオ放送開始記念日…もありますが、防災の日・防災用品点検の日となっています。

それはなぜか?というと、今からちょうど100年前の1923年9月1日の11時58分、相模湾北西部を震源とする関東大震災が発生し、10万人以上の方が亡くなるという大きな被害をもたらしました。なぜそれだけ大きな被害が出たのかを推測すると、当時の家や建物はとても大きな地震に耐えれるような造りではなかったこと、そして木造が多かったため、火事による被害が甚大だったと考えらえます。

なので、給食はその防災の日にちなんだ『防災メニュー』をいただきました。

メニューは、いつものご飯・牛乳、そして長期保存のできるかんパン、5年保存ができる温めなくてもそのまま食べることができる防災シチュー、冷蔵庫に入れなくても保存が出来る白桃ゼリー。

みなさんがいつもお家で食べている、出来立てほやほやの豪華メニューには敵いませんが、一品一品なかなか良く出来ていると思います。

校長先生も検食の時、『レンジでチンしたい…』という気持ちをぐっとこらえて、実際に災害に見舞われたことを想定して食べました(-_-)

  

防災メニューに頼る日が来ないこと、それがなにより一番ですが、いつ起こるかわからないのが地震。関西は『南海トラフ地震』がよく言われています。

電気やガスが止まるような非常変災時に、『おいしくな~い(*_*)』とか『つめたい~、あっためて~(´Д`)』などという贅沢は言ってられない状況になるかもしれません。もしかしたら、食べることが出来る、それ自体が幸運なのかもしれません。

今の時代は防災への意識が高まっていることから、防災グッズもバリエーションが豊かになっています。以前の気まぐれ日記にも掲載していますが、7月に先生が社会見学で行った『阿倍野タスカル』には、たくさんの防災食品や防災グッズが展示されていたことを思い出しました。

『備えあれば憂いなし』とはよく言ったものです。さすが昔の人の知恵と経験!!ですね。