夏だ!プールだ!!山だ!!!川だ!!!海だ!!!!『夏だからこそ!!』という場所に行く人も多いと思います。

しかし、夏休みに入る前、さかのぼればブール開きの前に、水に関するこわ~い話をたっぷり聞いたと思います。

6年生には、実際水難事故に遭った場合、『どのようにして助けるか、助かるか』を理解するため、服を着たままでの着衣水泳体験を通しての学習も行いました。空のペットボトルを見つけて溺れている人に投げる、でもそのまま投げるとどうなる?などいろいろ考えながら取り組んでいました。

 

毎年、楽しはずの夏休みが楽しいままで終わるはずのものが、残念ながら連日のように水難事故のニュースが伝えられています。

海や川は楽しい反面、危険も潜んでいることを十分にわかっているはず…が、どこかに『自分は大丈夫!』『泳げるから問題ない!』という自信のような過信・慢心があるのかもしれません。

自分ではない誰かが流されたり溺れたりしている場面に遭遇した時は、溺れているのを発見した側が焦らず適切に行動することで救われるケースがあるかも知れません。水難事故などは学習の成果が発揮されることがない方が良いのですが、もしもの場面で活かせる力を獲得しておいてほしいと思います。

小学生に限らず『大人が目を離さない』ということも大切ですが、まずは自分が気を付けるべきことをしっかり守って、楽しい夏は最後まで楽しい夏であり、『今年も楽しかった!!』と思えるような時間を過ごしてほしいと思います。