『小中連携』といえばいつもは八中ですが、今回は東丘小の卒業生を含む大阪教育大学附属池田中学校の3年生が3名来てくれました。附属の探求学習の一環で、自分たちが興味をもって調べた内容を授業化するという取り組みの中で、2年生に出前授業を行ってもらいました。

その内容は『金融教育』と『環境教育』…、さすがにそれだと2年生には言葉が難しいので、簡単に言うと『お買い物を通して、地球に優しいものは何かを学びましょう!』です。

元小学生の3人も、さすがに前に立って授業をするのは勝手が違うようで、準備万端のはずがイメージ通りにはいかないところも多く、悪戦苦闘している姿もありました。しかし、2年生の先生方のサポートを受けながら、どうにかしようと頑張っている姿勢が見えたり、授業を進める中で工夫して「対応がうまくなっているなー」というところもしっかり感じられました。

 

授業を終えて校長室に戻ってきた3人は、みな椅子の座った瞬間、一点を見つめながら脱力感というか❝全て使い果たした感❞がたっぷりでした。(例えるなら、あしたのジョーの最終話:ホセ・メンドーサとの激戦を終えたあとのシーン)←伝わりますかね(・・?

準備段階では、打合せを重ねる中でいろいろ注文をつけたり、事前に授業を行うことについてやや厳しめに伝えましたが、それに応える形で内容を高めてきてくれました。また、授業を受ける側の今の自分から授業をする側に立つことで、新たな発見や思考があったようです。

  

これに懲りず、1年間約200日×5・6時間の1000時間ほど、いやというほど授業ができる『教師』という職業をめざしてくれると嬉しいです(笑)

それは冗談としても、この経験がこのあと秋にあるまとめのプレゼン以外の何かにも活かされるものになれば幸いです。

3人の出前講師陣、その3人をこれまで指導された附属の先生方、お疲れさまでした。