第44回卒業式

 本日滞りなく第四十四回卒業式を挙行することができました。ご臨席賜りました来賓の皆様から、とても素晴らしい卒業式だったとのお言葉をいただきいました。また、「送別の歌」、「卒業の歌」の歌声に感動したとのお声もいただきました。

 

 開式の辞から始まった卒業式。卒業証書授与では、44期生118名に卒業証書を授与し、中学校の課程を修めその業をおえたことを証しました。証書を受け取る一人一人の引き締まった顔に、未来へ歩みだす決意が感じられました。

 

 卒業式答辞では、中学校三年間で学んだこととともに、自分たちを支えてくれた方々へ「ありがとう」の気持ちを伝えていました。お世話になった先生方へ、大切な家族へ、そして最後に44期生へのありがとう。

  44期生のみんなへの一文です。

「最後に44期生へ。みんなは、私立高校の面接練習で「3年間で一番思い出に残っていること」という問いがあったことを覚えていますか。この3年間、修学旅行や体育大会、合唱コンクールなどの行事がありましたが、私が中学校生活で一番きらきらと輝いているなと思える思い出は、この1年間当たり前のように思えていた毎日の生活でした。

 でも明日からは今日までの当たり前がなくなって、もう簡単に会えなくなる。私は正直今日で最後なのもまだ信じられなくて、不安な気持ちもあります。だけど、だからこそ青春というのはかけがえのないものなんだと思います。・・・・皆、今日まで本当にありがとう。」 心にしみる素晴らしい答辞でした。

 

 最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。

 立派に成長されましたお子様の晴れの姿に、感激もひとしおのものがおありだったろうと存します。また、3年間にわたり本校教育にご理解、ご支援賜りましたことをあらためて感謝申し上げます。

 本日公私多忙な中、ご臨席賜りましたご来賓の皆様、改めてお礼申し上げます。

 

 卒業生の皆さん。

 卒業おめでとう。「オンリーワンの生き方」という花を咲かせることを、十二中教職員みんなで応援しています。

  

                      第十二中学校 校長 麻植昭夫