「ふだんの くらしの しあわせ」(ふ・く・し)
  1年生がボランティア学習の一環として、大阪市立淀商業高等学校 福祉ボランティア科の先生にお忙しい中来ていただきお話をお伺いしました。

 「町のやさしさ増やすために」をテーマに、DVD(福祉ボランティア科の生徒さんが出演)を観ながら、地下鉄のそれぞれの場面で「エレベーターの中に大きな鏡が設置されているのは何のため?」「幅の大きな自動改札口は何のため?」「自動券売機の下にある空間は何のため?」などなど、そこで工夫されているやさしさを発見していきました。

 最後に「町のやさしさ」を増やすために私たちにできることは何か考えようとの問いかけに、一生懸命考えていました。「歩きスマホをやめる」「ポイ捨てをやめる」「点字ブロックのところに自転車を置かない」「電車などで座席を譲る」など、自分たちでできるやさしさを考えていました。「町のやさしさ」を増やすためには、「誰でもが、できることを無理ない範囲でするやさしい気持ち」を持つこと、人を思いやる優しい気持ちで「ふだんの くらしの しあわせ」(略して「ふくし」)が作られるということです。

 ちなみに、講師の先生の「座席を譲ったことのある人?」の問いかけに、多くの生徒が手をあげていました。やさしい生徒の多さに講師の先生も驚かれていました。わたしもうれしかったです。