師走の全校朝礼
 本日は全校朝礼。職員朝礼が終わって体育館に駆けつけるとすでに静かにほぼ整列が完了している状況。その整然とした行動に、いつも感心します。

 全校朝礼では、まず生徒会執行部による「チャイム着席強化週間」の表彰。次はクラブ表彰。大会成績が優秀であった女子バレーボール部、男女硬式テニス部の表彰につづき、野球部の地域防災訓練の消火活動競技での活躍が表彰されました。

 その後は校長からの話。「心に響くいい話」と「日ごろの様子から感じることの話」をひとつずつしました。

 いい話は、昨日宮城県広瀬中学校生徒会から集めた募金が送付されてきた話です。大阪府北部地震で、吹奏楽部が使っていたメトロノームや楽器が破損し、その修理費の捻出に悩んでいたところ、その話が吹奏楽連盟を通じて広瀬中学校に届きました。この中学校は大阪で開かれた全国マーチンコンクールに出場を果たされた縁で、大阪北部地震で被害のあった中学校の吹奏楽部を支援しようと募金を集めてくださったそうです。お礼の電話を広瀬中学校の校長先生にさせていただいたところ、7年前の東日本大震災の時には宮城県も大きな揺れで被害が大きかったそうですが、全国からの支援で復興ができたとのこと。この取り組みは「そのお返しを」と生徒会執行部が呼びかけて実現されたとのことです。善意の輪はつながっています。これを途切れさせずにいかなければならないです。

 つづいて。生徒たちの日ごろの生活を見ていて、体育大会でのHOTソーランの熱心な取り組みと迫力、前向きな取り組みと暖かな雰囲気の授業(この授業の様子は豊中市教育センターの方からもお褒めの言葉をいただいています。)このようにいいところがたくさんあるのに、生徒たちのアンケートによると「自分にいいところがありますか」という問いには、「ある」と答えた割合が全国や大阪府の他の中学生と比べて低い状況にあります。

もっと自分に自信をもって、ありのままの自分を認めてほしい。ということを伝えました。

 

 全校朝礼が終わった後1年生だけが残り、1月実施予定の宿泊体験学習について委員会からの報告会がありました。