いのちの話
今日は1年生を対象に、助産師さんと9組のお母さん、赤ちゃんに来ていただいて「いのちの話」について学びました。
まず助産師さんから「いのち誕生の不思議」として、胎内での赤ちゃんの様子について教えていただきました。胎内では羊水の中にいること、へその緒を通してお母さんから栄養をもらっていること、8か月ころから外の音が聞こえていること、そして10か月を迎えると頭を下に向けて生まれる準備をすることなど、赤ちゃん誕生の不思議について学びました。 それから、いのちが生まれるということは「いのちのつながりのたまもの」であるということ(一つの赤ちゃんの命には先祖の多くの命がつながっているということ)を学びました。そのつながりの中で、自分の命を未来につなぐ力の発達が第二次性徴であり、心も体も自分らしく生きるために成長してきたことのあらわれだということ、その自分らしさを守るために嫌なことは嫌だということの大切さもお聞きしました。 助産師さんのお話の次は、現在赤ちゃんを育てておられるお母さんから赤ちゃんを出産された時の気持ちなどをお聞ききしました。帝王切開での出産で、自分自身初めての手術で心配だったけど、それ以上に赤ちゃんのことが心配で、泣き声が聞こえてきた瞬間感動で涙があふれてきた、など本当に感動的なお話をたくさんしていただきました。また子育ての話として夜2,3時間おきに授乳で起きてしんどいけど、赤ちゃんの笑顔を見ると疲れも吹っ飛ぶことなどお聞きしました。そのあと実際に赤ちゃんを抱っこさせていただき、生徒たちはいのちの重みをしっかりと感じたと思います。 わざわざおいでくださったお母さん、そしてかわいい赤ちゃん本当にありがとうございました。赤ちゃんの笑顔を見ると目じりが下がります。 |
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登録日: 2018年12月19日 /
更新日: 2018年12月19日