6年生は、算数の「比」と「体積」の学習の中で、クラスを3分割して「子どもだけでの授業」に挑戦しました。

目標は、「グループの全員がわかる・発表できる授業」です。

教え合うということはそれだけインプットが必要であり、筋道立てて分かりやすい伝え方が必要となります。また、子ども同士で主体的に協働的に学ぶことが必要となります。

この「子どもだけの授業」では、普段発表する機会の少ない子も、多く発表することができていました。そして、問題を理解するために全員が全力を注いでいました。子どもたちが仲間と共に自律的に学ぶ力が少しずつ身に付いてきたことがうかがえました。

そのことは、他の教科、例えば体育の時間にも見受けられます。

体育は、フラッグフットボールに取り組んでいます。フラッグフットボールは「頭脳系スポーツ」と呼ばれるぐらい、メンバーで話し合って作戦を立てていくスポーツです。そのため、コミュニケーション力が養われると言われています。6年生のみんなは、チームごとに打合わせ行い作戦を立てて試合に臨んでいます。

卒業まで半年を切りました。運動会が終わり、大池万博2023、学習発表会、奈良への校外学習と2学期の行事が続きますが、仲間と共に成長を続けてほしいと願っています。