2月17日と24日の2週にわたって、4月に入学式を迎える年長さんの‟小学校体験入学パッケージツアー(お土産付き)”である『なかよしランド』を実施しました。

2020年2月に実施した対面方式が最後となって3年、その中でコロナ禍でも映像で校内を疑似探検したり、小学校の過ごし方をメッセージを通して紹介するなど、形を変えながらここまで途切れることなく行ってきました。

そして2023年2月、ついに3年ぶりの対面方式で実施することができました。

体育館で映像での疑似探検をしたあと、3つのグループで横に広~い校内(校長先生が誰にも呼び止められず、子どもたちとすれ違っても真顔で通過し、歩くことだけに集中して無言で歩いても10分以上かかりました笑)を練り歩き、最後に1年生の教室に到着して、教室に来るのを今か今かと待っていた1年生の諸先輩方から、歓迎の言葉となにやらいろいろレクチャーを受けているようでした。

   

映像と実体験と対面を組み合わせた『ハイブリッド型なかよしランド』…というのはカッコよく言い過ぎですが、とにかく久方ぶりの対面が叶ったことは良かったと思います。

   

毎年恒例のあさがおの種のお土産。昨年までは園にまとめて渡していたものを、今回はフェイスtoフェイス、一人ひとりに直接手渡しすることが出来ました。

1年生が生活の学習でしっかりお世話をして花を咲かせたアサガオ、その種を年長さんに贈る今日のためにとっておいたものです。そして、その種は園で、もしくは家で育ててもらえることで命がつながり、また入学後、今度は自分が1年生として次の年長さんにつないでいく…。

なかよしランドを通じて、幼稚園・保育園所・こども園⇔小学校の『命』と『学び』がリレーのバトンのようにつながり、好循環を生んでいるように感じます。

もちろん、聴く姿勢やあいさつなども素晴らしかったです。そのような園で学んできた良い習慣は、小学校に来ても変わらずつなげてほしいと思います。