ついに2学期がスタートしました。

給食がないので4時間授業、子どもたちが帰った昼からゆったりできたら最高なのですが、夏休みの宿題を見て、作品発表の方法も考えて、授業の進め方なども確認して…とやることは泉のように湧いてきます( ノД`)シクシク…。

そんな中ですが、始業式の昼からは学校生活の基礎・基本、土台、軸、素地、兎にも角にも大切な"集団づくり"についての研修を行いました。

多様性ネットワークの沖本先生をお招きして、『もちあじ』について様々な角度から考えました。

  

そもそも『もちあじ』とは?長所やいいところとは違う??

『もちあじ』はいいところもそうでないところも含めて『もちあじ』。もしかしたらその人の"らしさ"なのではないかと思います。

例えば、いつもはしっかり屋さんでクラスをリードしてくれるけど、稀にうっかりミスを。その両方の面があることを周りが理解しているからこそ、本人はうっかりも安心して出せる、周りもうまく受け止めカバーすることができる。

安心して過ごすことができる場所。そこには、必ずお互いの『もちあじ』を理解し、マイナス面すら否定ではなく受容・寛容しながら、時には叱咤激励もできるような雰囲気があるのではないかと思います。

『相互理解・相互受容』が『共生社会』につながる。わかってはいても世の中は複雑で、言葉でいうほど簡単にはいかないところもありますが、まずは子どもたちにとって学校がそんな場所であるように、これからもいろいろな場面で啓発・推進を図っていきたいと思います。