少し前にはなりますが、実際に戦争を体験された秋山さんを講師にお招きし、戦争についてのお話を聞きました。

 

平和学習といえば、先生たちも精一杯勉強してしっかりと内容を伝えられるように頑張りますが、語り部さんのお話を聞くと、同じことを話すとしても何か”ミエナイチカラ”が込められているようで、不思議と秋山さんが体験したであろう当時の世界に誘われていくかのようです。6年生の様子を見ていても、そんなことが感じられる雰囲気でした。

      

話が終わってからも秋山さんのところに駆け寄って来て、戦争・平和について話しながら感謝の気持ちを伝えている光景がありました。『何だかいいな~』と感じたので思わずカメラを向けましたが、こういう姿こそ、『主体的・対話的な学び』であり、そこから『深い学び』に展開していくものでは…と思います。

 

2022年は戦後で言えば77年になります。戦争体験を語ることができる‟語り部さん”も本当に貴重で希少な存在になってきているのも現実です。今回の体験を胸に、これまでの取組みの成果も加えて広島での学習を充実させてほしいですね。