冬の通学路には、いつものように子どもたちが寒がりながらも元気に登校している姿があります。

季節が移り替わると登校の風景も変わりますが、1年間変わらずそこにいて、1年間変わらず子どもたちを見守っていただいている方々がいます。

セミの声が鳴り響く暑い夏の日も、水辺には薄氷のはる寒い冬の日も、また雨の日も風の日もカワラズ…。宮沢賢治の詩の世界にも出てきそうな日々の積み重ねには感謝しかありません。

 

私の子どもの学校(箕面)でも、1年間変わらず通学路に立って子どもたちの安全を守ってくれている地域の方々がおられます。

私たちの東丘校区の方々と同じく、『子どもたちの元気な姿や挨拶を交わすことで、自分たちも元気をもらっているんだ』といつもおっしゃっていただきます。

世代交代がなかなか進まないという悩ましい課題もありますが、『誰かが』ではなく『誰もが』という形でつながっていくような活動になることを願います。