子どもたちの“ほがらか”な挨拶で11月の全校朝会が始まりました。

校歌の3番に「ぼくも わたしも ほがらかに」とあるように、“ほがらか”な大池っ子たちです。

さて、冒頭で運動場に集まっている子どもたちに聞きました。「教室はまちがうところ」は、〇か、×か。

多くの子どもたちは「教室はまちがうところだ」に手を挙げてくれました。低学年を中心に×に手を挙げた子が見られました。

教室は「まちがうところ」「みんなで伸びていくところ」です。

絵本『教室はまちがうところだ』(蒔田晋治 作、長谷川知子 絵)を紹介しました。その本の一節にある「教室はまちがうところ。みんなで、ああじゃないかこうじゃないかと考えを出し合い、本物を見つけていく。そうしてみんなが伸びていくところ」であると。

現在全校で取り組んでいる大池小学校の読書週間「ブックフェスティバル」の取り組みに合わせ、おすすめの本として紹介しました。そして、これまで子どもたちに「仲間とともに」ということを語ってきたのですが、そのことを基盤に今後の授業でがんばってほしい点を話しました。

2学期後半から3学期にかけての授業は、子どもたち同士で意見を出し合い、語り合う、そんな授業をたくさんつくっていこうということで、「語り合い」5か条を伝えました。

1.友だちの話は最後までしっかり聴こう。

2.みんなに聞こえる声で、わかるように伝えよう。

3.わからないときは、わかるまで質問しよう。

4.友だちの話を受け止めてから、自分の気持ちを伝えよう。

5.ちがう考えや異なる意見をできるだけ大切にしよう。

この「語り合い」5か条は、1階体育館前に貼っています。達成できたか、できているか、ふりかえりをしながら、主体的・対話的で深い学びのある授業をみんなでつくっていき、仲間とともに高め合っていってほしいと思っています。