阪神淡路大震災は、1995年(平成7年)1月17日 午前5時46分に発生しました。兵庫県神戸市などで最大震度7を観測し、6,434人が犠牲になったほか、住宅およそ10万5000棟が全壊するなどの被害が出ました。阪神淡路大震災から30年。大阪府の中で最も大きな被害にあったのが、豊中市です。

本日、本校では、阪神淡路大震災があった日にあわせ防災の学習と避難訓練を行いました。

避難訓練は、自分の命は自分で守る。そして、みんなの命を守るための大切な学習の一つとして行いました。教職員も役割分担等を再確認して訓練を行いました。

訓練の振り返りでは、校長から避難する時の約束「おはしも」(おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない)の確認の他、「運動場で遊んでいる時、トイレにいる時など教室以外にいる時に地震が起こったら、どのように行動したらよいかも考えてみましょう」と呼びかけました。

本校では今年度、初めての取り組みとして、子どもたちが校区にお住いの防災士や地域の方々と一緒に防災について学びました。

この取り組みは4年生で行ったのですが、1年生から6年生まで学年に応じて、一人ひとりが防災に関心を持ち、災害に遭遇した時に適切な行動ができたり、日頃から備えていく力を身につけていくことが大切だと考えています。

「災害は忘れた頃にやってくる」と言われます。日本は地震が発生しやすく、いつ起こるとも分かりません。政府の地震調査委員会は、先日15日南海トラフ地震の30年内発生確率を80%程度に引き上げ、いつ起きてもおかしくない数字であると発表しました。

ご家庭におかれましても、地震が起きた時は、どのように行動したらよいか、備蓄品や避難場所の確認など、お子さまも交えて話題にしていただけたらと思います。

参考

阪神淡路大震災の時、豊中市では、死者9人、重傷者101人、軽傷者2,395人、建物は全半壊・一部損壊合わせて35,176棟の被害がありました。(豊中市)

地域の防災士さんと一緒に防災学習

大池校区にお住まいの防災士をお招きして防災学習を行います!(4年)

地域の防災士さんと一緒に防災学習【1日目】を行いました(4年)

地域の防災士さんと一緒に防災学習【2日目】を行いました(4年)

地域の防災士さんと一緒に防災学習【3日目】を行いました(4年)