地域の防災士さんと一緒に防災学習【1日目】を行いました(4年)
4年生は、社会科の授業で「自然災害から人々を守る」について学習をしています。その学習に関連させて総合学習の時間では、大池校区にお住まいの防災士、大池地域こども教室の方をゲストティーチャーとしてお招きし防災学習を行います。
地域の防災士さんといっしょに防災学習を行う実践は全国的にも少なく、子どもたちにとってとても貴重な学習機会となります。
9月17日、18日に行われた防災学習【1日目】では、まず、災害伝言ダイヤル「171」の使い方について学びました。
「171」は阪神・淡路大震災をきっかけに開発されたサービスで、地震などの大規模災害が発生し、被災地への通話がつながりにくくなった場合に伝言を録音(30秒間しかできない!)・再生することができます。
覚えておきたい伝言キーワードは、「あ・い・た・い・よ」。【あなたの名前は・いまいる場所は・だれと一緒にいるか・いたい所はないか(けがの確認)・よこく(移動などこれからの行動に関して)】
録音や再生を行う電話番号を家族で決めておくなど、災害に備えてほしいと話されていました。
次に「自分仕様の非常持ち出し袋をつくろう」について学びました。
必要な物は人や時期によっても違いますし、年齢、災害によっていろいろです。必要な物を考える手順は、10日間ぐらいの衣食住の確保(物資が届かないことも!)の他に、自分にとって必要な物を考えることが大切。そこには、正解・不正解はありません。普段から家族でも話し合って自分仕様の非常袋をつくって、災害に備えてほしいと話されていました。
子どもたちは、「もし、自分たちのまちが被災地になったら」をイメージしながら災害時の行動や備えについて具体的に学ぶことができていました。
次回の防災学習【2日目】は、「防災ゲームで楽しみながら防災知識を学ぼう!」です。
放課後の算数教室(3・4年)や地域の行事等でよく見かける身近な方々の特別授業は、温かみたっぷりです!
子どもたちが楽しみながら自分が暮らす地域のことや、命を守るための知識・技術を獲得していくことを期待しています。
ぜひ、ご家庭でも話題にしていただければと思います。