7月18日(日)午後6時20分から多目的室でまず、「ツバメのねぐら入り」のお話をNPO法人とよなか市民環境会議アジェンダ21の方々からお聞きしました。この桜井谷小学校は、樹木も多く畑や田んぼもあり、豊中市の中の小学校でも、たいへん環境のすばらしい学校であること。すぐそばの赤坂下池は、ツバメがねぐらとしている府内でも数少ない場所であることなどを教えていただきました。「ツバメは、3月には南の国から豊中にも渡ってきます。彼らは最初は、小集団で河川敷などで夜を過ごします。これをツバメのねぐら入りと言います。そして夏の間に1回~2回の卵を産みヒナを育てます。巣作りは、付近の自然環境にもよりますが、数日~1週間ほどかかります。巣材には泥と補強のための枯れ草が必要で、それに唾液を混ぜて作ります。できあがった巣はお椀型をしています。卵は、1日1個通常5個前後産みます。卵を温めるのに14日間、子育て期間は約20日間です。巣作りから最後のヒナが巣立つまで約45日間かかる計算です。」~アジェンダさんの資料より~

 多目的室でのお話のあと、学校を出て、赤坂下池に向かいました。なかなか、ツバメが来ない!この日は、昼に雨と雷がすごかったので、ひょっとしたら、ツバメたちは来ないのか……と少し心配になりましたが、18日の日没時間(19:10)には、ツバメがたくさん戻ってきました。