6/20「勉強すんのいややなぁ」
来週からテストが始まります
(十一中生へ)(勉強すんのいややな、と思っている他の学校の皆さんへ)(保護者の方は、以下の内容をネタにお子さまとやり取りいただけると幸いです)
6月もあと10日。来週からは期末テストが始まります。テスト範囲が書かれた学年便りが配られ、下校後は計画を立ててテスト勉強してるところでしょう。勉強してる時、みなさんは、
➀勉強せなあかんのはわかってるけど、どうしても勉強したくない。
➁テスト前でやらなあかんけど、やる気が出ない。
③受験生やから勉強しなあかんと思うけど、勉強やりたくない。
みたいなことを考えたりしませんか?そんな時に勉強のやる気を出す方法があればいいですよね。いくつか紹介しますので、自分にあった方法を試し、前向きな気持ちでテストにチャレンジいてくれると嬉しいです。
「勉強すんのいやや」
に対する解決法
その➀ 身体を動かす・・ストレッチ、首を回す、背伸びをする、屈伸、筋トレ、ウォーキング、ジャンプ、手をグーパーさせる、コンビニまで歩く、ダンスする、など一度立ち上がってその場を離れ、気分転換をしてみよう。軽い運動でもいいので身体を動かすことで記憶力が高まり脳が活性化します。
その➁ 片づけをする・・机の上や身の回りを片付けて情報を整理すれば、気分がスッキリします。机の上が綺麗に整うと勉強以外の情報が視界に入らないので、集中できると言われています。目からの情報が多ければ脳に負担がかかるので、整理整頓して脳をフル活動できる状態にしましょう。
その③ 好きな科目から始める・・・順番にこだわらず、興味のある分野からとりかかってみてはどうでしょう。苦手なものからスタートせず、まずは得意な科目をやってみてモチベーションを上げたら勢いがつき、エンジンがかかることも。
その④ ご褒美(報酬)を設定する・・自分がちょっとワクワクできるご褒美を設定してみよう。この問題が解けたら推しの動画を見る、この教科が終わったらコンビニのアイスを食べる、80点以上取れたらエキスポに行って映画を見にいく、など、やり切った時や望んだ結果が出たときのイメージをすると脳が活性化し、モチベーションにつながるかも。
その⑤ 頑張っている人をまねる・・あこがれている友だちの行動、成功者の行動をまねしてみる。頑張っている人の近くで一緒に勉強してみる。意識の高い人たちの近くにいると影響され、成長できる行動がとれることも。自分をいい方向に導いてくれる人の近くに身を置いてみたらどうでしょうか?
最後に、
『勉強できる今の状況に
感謝する』こと。
これ一番大切だと思っています。
毎日、世界の至る所で「核問題、放射能汚染、弾道ミサイル攻撃、紛争」などの問題が起こっており、「武力衝突、軍事介入、交戦激化、住民ら退避、輸送金派遣、空母や空中給油機動員」などのワードが連日我々の目に飛びこんでき、ニュース等で報道されています。戦争だけではなく、世界では貧困、差別などさまざまな情勢により、学校に通えていない子どもたちがたくさんいます。また日本でも地震や自然災害に遭って自宅以外の避難所等で生活している人、受験勉強どころか勉強をすることすらかなわない人たちがいてることを忘れてはいけません。
『目の前の勉強』は確かにつらいかもしれないけど、学校に来たら友だちに会えて、毎日給食やごはんが食べれて、家で安心して眠れて、学校に通えて、勉強に専念できる、ということは当たり前ではありません。特別なことなのです。「勉強ができること=ありがたいこと」という様に見方(視点)や気持ちを切り替えることができたら頑張れるかもしれませんね。
1年生。君たちは校内大会を協力してやりとげることができた。自信をもってテストに挑戦せよ!
2年生。琵琶湖相手に、果敢に向き合った君たちならテストなんぞ恐れることはない。テストに負けるな!
3年生。雄大な上高地や乗鞍の景色を思い出せ。大自然からもらったパワーを今こそ発揮する時!テストなんて怖くない!
向き合い、やりきり、がんばった自分をイメージして、謙虚な気持ちで目の前の勉強に向かってくれると嬉しいです。結果より過程(プロセス)、今の自分を超えようとする気持ちが大事。頑張れ11中生!(校長 川村より)