人権について学ぶ ( 11中を差別のない平和な学校にするために )

どうしてSDGsが必要なのか?先生方に実感してもらいながら、一緒に考えました。

ファシリティターは11中の竹中先生と玉城先生です。(進行:爲本先生)

課題が次々に出されます。

配られたカードの情報を元に、同じ国の言葉を話す仲間を探します。

世界には7159語の言葉が話されていますが、その44%が絶滅の危機にさらされているそうです。

自分の言葉が使えなくなったら、通じなかったらどうなるのか、一緒に考えます。

次はカードの国ごとに分かれ、紐の中に集まっていきます。

人口の大半はアジアに集中してることを実感。人口密度が高いです。

人が多いとどんなことが起こるでしょうか?

T先生の答え⇒「楽しい」

そうですね。友だちがいっぱいできます。ワイワイ楽しいこともあるでしょう。

他にも、経済が回って発展しやすい、などの意見も。

しかし、資源は限られていますので、食べ物などは取り合いになってしまいます。

実際に食べ物を分けて、どんな気持ちになるのかを考えました。

他にも、識字率(字が読めない)について考えるワークもありました。

子どもが病気で、薬を求めて字の読めない親が、薬局に行って薬を買いにいく状況。

どうやって薬を選びますか?どんな気持ちになりますか?

親子になって、薬(コップ)を選びます。先生方の名演技、パフォーマンスが最高でした。

 

11中の中にも色々な立場の子どもたちがいます。社会も同じです。

言葉が通じない、文字が読めない、運動が苦手、勉強が苦手、コミュニケーションがうまくできない、周りができることができない、、、色んな事で困ったり、悩んだり、苦しんでいる子どもたちがいます。

一人一人は大切な存在であり、人として同じように生きていく権利がある、という当たり前のことを大切にしながら、

11中の全ての学級、学年において

困っている人が孤立感を感じず、それぞれの良さを認め合い、持続可能な幸せ(Well Beingな社会)を目指す集団に。

~めざす生徒像~  こんな生徒を育てよう

・互いに尊重し、人とのつながりを大切にする生徒

・主体的に学び、対話を通して課題を解決しようとする生徒 

仲間を大切にし、対話を通してつながっていく集団を目指す。

11中Teachersは、間違いなく、そんな職員集団であるということを今回の研修で改めて実感しました。

全教職員と生徒たちで、力を合わせながら、11中を差別のない平和な学校にしていこう。