10/17 ビブリオバトル(2年国語)発表会
5限 体育館にて
国語の授業でクラスの代表が決まり、その代表者による発表会がありました。
「ビブリオ(書籍)」+「バトル(戦い)」の名のとおり、
代表者は自分が読んで面白いと思った本について3分間で紹介し、
発表後、聴いている人と質疑応答のやりとりを2分行い、
全ての発表の後に、「どの本が読みたくなったか」を投票し、
最多票を集めた人をチャンピオンにする、というものでした。
さすがはクラス代表、9人とも360人の前で堂々と発表してくれました。
感心したのは、発表者が、自分の本の紹介だけでなく、
発表後の質問に、素早く的確に答えていたことです。
聴衆のその場で思いついた疑問に対して、落ち着いて簡潔に答えていたのが凄いなと思いました。
聴いている人の態度もとても良く、全ての発表に対して2分間ずっと質問のやり取りがあり、
ライブ感のある双方向の素敵な発表会でした。
さすがは2年生、クラブでも先輩が引退し、「自分たちがやらなければ」
「自分たちが主役だ」という意気込みが感じられ、頼もしかったです。
発表者のみなさん、とても緊張したかと思いますが、これまで何度も練習をし、
苦労を重ねて今日を迎え、終わってホッとしたことだと思います。
どの発表も立派でした。発表者全員の本を読んでみたいなと思いました。
お疲れさまでした。
特に、視線、話し方(抑揚)、ゼスチャー、間(ま)、投げかけ(質問)
を効果的に使っている発表は聞きやすかったです。(全員が上手でした)
3分という限られた時間の中で、面白さを伝えるには
「どの場面」を選んで、どの言葉をチョイスするのかがポイントになります。
伝えたいことを、どの順番で? 刺さる言葉はどんな言葉がいい?などを考えながら
一番は「どの言葉を削るのか」が悩ましかったことでしょう。
どうしても伝えたいことが多いと、情報量が多くなってしまい、聞く人も何が大事なのか、
何を伝えたかったのかがわかりにくくなってしまいます。
思い切って削っていくことで、一番大切なものが残っていきます。
今回の学習を通して、学んだことを、ぜひとも次の発表の場で活かしていきましょう。
やり取りを活発にするために質問してくれた人たち、そして良い態度で聴いてくれた2年生のみなさん
ありがとうございました。