12月20日 神出鬼没 アライグマに要注意!・・見かけはラスカルでも。
九中自然林(写真1) |
天敵予防(写真2) |
イタチは島熊山へ(写真3) |
アライグマ 出没 12月10日校内にてアライグマ(下写真)の目撃情報がありました。以前にもアライグマの目撃情報があり、生徒達には注意喚起をよびかけたところです。アライグマは野生動物です。愛らしい見た目でも触ろうとしたりすると危険ですので、絶対に近づかないでください。また、食べ物を与えると人馴れしたり、定着することがありますので絶対にエサを与えないでください(以下参考 豊中市HP)。
園芸部 VS アライグマ
それは遠い夏の日のことであった。あっメロンが一個まるごと・・・やられた。見事な手口だ。いやくちばしだ。メロンの上からきれいにをほじくり出しているではないか。まてよ。このかじった跡は?カラスとは違うぞ。部員がネットで調べたところによると・・。器用さから考えるとアライグマと推測された。おお!※ラスカルくんがいる。(※1977年にアライグマを題材としたアニメ世界名作劇場「あらいぐまラスカル」の主人公)
どうやら九中自然林にアライグマがやって来たらしい。アニメが人気となり多くのアライグマがペットとして輸入されるようになった。だが、小さい時はかわいくても大きくなるともてあますのが世の常である。
アライグマ九中へ現る。
飼いきれなくなったアライグマは野に放たれた。また手先が器用なために檻から逃げた。自然繁殖し農作物や家屋へ侵入する等の被害が今各地で、深刻化している。日本には天敵がいないし。大阪府ではアライグマの防除実施計画を策定しているほどなのだ。九中園芸部の畑が狙われても不思議ではない。最近校区内でアライグマの目撃情報があった。九中は園芸部の畑があり自然林がある(写真1)。狙われてもおかしくない。アライグマはアニメとはちがって獰猛で果実や芋など何でも食べる雑食性がある。園芸部はアライグマ対策(カラスも)として、ネットを張りめぐらしている。アライグマは呼ばないが天敵”予防”だ(写真2)。12月10日(金)、アライグマ捕獲用に用意したワナに入っていたのはイタチだった(写真3)。イタチは島熊山にさようなら。同日、奇しくも校内でアライグマを見かけた。出会ったときの対応はこうだ。
近寄らない!食べ物をあたえない!特にお子さまの行動には、家庭などで十分注意してください。
参考)アライグマとはどんな動物か 北米原産の動物で日本には生息していませんでしたが、ペットとしての人気が高まり、多くの個体が輸入されました。しかし、野生動物なので飼いきれなくなって野外に放されたり、また飼育檻から逃げ出すなどにより、野生化しています。環境省は「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」において、アライグマを「特定外来生物」に指定し、飼育・運搬などを規制し、また、一定の地域に住み着いている場合は、積極的な捕獲をすることとしています。大阪府では外来生物法に基づくアライグマ防除実施計画を策定し、市町村と連携して積極的な捕獲に努めています。夜行性ですが、昼間に目撃されることもあります。学習能力が高く、手先が器用です。成獣になると力が強くなります。
アライグマ 逃げるあげない 近寄らない