4月13日 LINEリモート講習会2021 東京からインストラクター登場(1年)
LINE講習会は4時間目(写真1) |
講師の先生:右下画面(写真2) |
カード:今の自分の気持ちは?(写真3) |
本校では、新入生が入学したらすぐに1年生SNS講習会を実施し、SNSの「落とし穴」にはまらないよう安心・安全に努めています。何故かというと、事あるごとに生徒指導の先生等からSNSの危険性についてお話をしてきたのですが、トラブルの種は尽きません。そこで、コミュニケーションアプリの本丸”LINE”株式会社の先生にお越しいただいています。今年はコロナ感染予防のため、東京からのリモート講習会、各教室での4限目(写真1)LINEを使う時のリスクを体感しました(下写真)。
LINEは楽しいツール?
無料通信アプリ。世の中のスマートフォンを持っている人にはよく知られたLINE。災害に強い。便利な面も多く存在する。スタンプ機能、グループチャット機能、タイムライン機能。24時間以内なら取り消し機能までついた。進化するLINEは、ラインペイでのキャッシュレス化もすすめている。便利はどこまでも進むがどこかで使い方を間違えてしまうと、大変な問題になってしまう。”便利は脳を退化させ不便は脳を進化させる。” また、便利は増えれば増えるほど危険性は高まる。危険は生徒に近づく。ここは、不便を感じて、危険を遠ざけよう。ここ数年の課題であった。生徒指導担当者は、年度初めに動く。全国津々浦々18の小学校から集まった新入生において、新たな人間関係を作っていく上でもSNSトラブルは十分想定される。
LINEは危険なツール? 楽しいコミュニケーションを考えよう ”LINE”株式会社からお越しいただいたのは、東京のLINEオフィシャルインストラクターLINEWOMANの先生である。ワンダーウーマンは正義の味方だがLINEWOMANは新入生の味方であった。大人でも夢中になるLINE、子どもが興味を持たないわけがないもの。ということで、画面の右下に現れた先生(写真2)が講習会を始めた。アナウンサーの様に明瞭なトークに引き込まれる。
まず大事な話をどうやって伝えるかを、各クラスに問いかける。4択だ。1、メール 2、電話 3、対面 4、その他 である。「2組のみなさーん、どうですか?」回答は3番の対面が多かった。大事な話はやっぱり対面か?この講習が対面でないのが残念だ。他の学校ではアイコンタクトとか、大事な話はお金を積んで・・等いろんな意見があったようだ。人は目からの情報を一番に考える。これは「メラビアンの法則」というらしい。(中略)
次にネット上のコミュニケーションについて考えてみよう。ネットの特徴は、公開される、記録される、拡散される、誰かが分かるという特徴がある。一度発信すると取り戻せないし、広まる。広まる情報はいい情報かもしれないし、悪い情報かもしれない。ネット上のコミュニケーションは何かが見えにくい。さて、□に入る言葉は?なんでしょう?正解は(写真2)だった。さもありなん。ネット上は文字のやり取りが多い。文字だけで「まじめだねー」とスタンプつきで「まじめだねー」。イラストが付いている分いい意味なのかなと思えるけど、これも本人を目の前にしていないので、誤解が生まれやすい。・・先生の質問が各クラスにとぶ。カードで答える(写真3)。みんな同じ意見にならない。人によって、クラスによってとらえ方が違うことを体感した。
最後に先生「迷った時に誰かに相談しているかな?」ここは危険を回避する重要なターニングポイントだ。リアルに相談できる友達、お家の人、先生がいればSNSトラブルは避けられる。危険は遠のく。今日の講習会、東京と大阪で距離は遠かったが、LINEを使う時の注意は近づいた。
初スマホ つながるLINE リスク知り