5月11日 コロナで感じるしんどさ乗り越え 図書館へGO!(1年英語)
図書館:英語の辞書(写真1) |
図書館:ようこそ英語の世界へ(写真2) |
図書館:辞書をひく(写真3) |
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないことを受け、政府は大阪府等に出している緊急事態宣言延長を、5月11日期限を31日まで延ばすことを決定しました。まだまだ気を許すことはできません。さて、学校で気を許すところと言えば九中「図書館」です。図書館は本を読むだけではありません。教科の学習にも使用します。感染防止対策を施し、1年生は英語「辞書を引く」ために図書館へGOーしました(下写真)。
環境を変えて 図書館へ
九中生は毎朝健康観察カードを持参してくるのが日常となった。忘れてくる人も少なくなった。忘れたら別室での健康観察、検温が必要となる。「毎日の学校生活を、自分を大切に、周りを大切にして過ごしていきましょう。」という目標が浸透してきたようだ。さて、緊急事態宣言下での英語の授業はつらい。話してなんぼが語学学習の基本であるのだが、今は近距離でしゃべってはダメ。マスクをしていても大きな発声はやめとこ。だからグーループワークも控えている。
そんな中、1年生は今、環境を変えて各クラス2時間づつ 、手洗いをして「図書館へGOー」の授業をおこなっていた。内容は「辞書を引く」。今や、スマホ等ですぐに、単語を調べられるので辞書を持たない人も多い。しかし、ちょっと待て。中学生の間に「辞書」を引く習慣はつけたほうがいい。辞書は英語力をつれてくるお友達だというのは、自然の摂理である。手順をマスターすれば単語や意味を覚えやすい。使いこんでいく達成感がある。単語の意味が複数あることにも気がつく。例えばペンを辞書で調べる。「筆記具」の他に「囲う」という意味があった。だから、野球場の端に囲われている場所を、ブルペンというのか。
第九中学校図書館 ブルペンに司書の先生は立たないが、図書館入り口に立った。入館してくる1年生のために辞書を用意してくれるのだった。1年生各自が辞書1冊を借りる(写真1)。もちろん辞書学習をおこなうためである。遮蔽板の前に着座する。とあるクラスのウォーミングアップは、「Welcome to the English World」だ(写真2)。1年生英語の入門はアルファベットが書ける。大文字、小文字をワークシートで練習する。ウォーミングアップ後は、辞書を手にワークシートのお題に挑んだ。これから出会うであろう幾多の単語、英文を自分で読むための一歩が辞書を引く。英語の世界を知る偉大な一歩だ。Use a dictionary! 英和辞書を引いてみた(写真3)。
ワークシート:1.次の単語を辞書に出てくる順番に並べよう。辞書で調べた。(1) tennis / juice / uniform __________ → __________ → __________・・・、t、j、u、最初に来るのは、「t」じゃない「j」。続いて2.早引きに挑戦!( min. sec.)、タイムを競った。
□ meet □ new □ superman □ cheeseburger □ Moomin・・・・、あっという間に「辞書をひく」授業は終了し、★ How was today’s lesson? 今日の学習をふりかえった。英和辞書の使い方を理解できたか?英和辞書を活用し、調べたい語を見つけることができたか?自己評価をおこなって、英語の世界を知る偉大な一歩をまた踏み出した。
教科担当者「これまで教室でおこなっていた協働学習の形ではありませんが、6人掛けの机に対面しないよう3人が座り、辞書学習をおこないました。図書館での学習は気分転換にもなりホッとしたようです。」
夏色に 広がる世界 英語一色