先輩のお話 先輩のお話  先輩のお話を聞いて

先輩のお話(写真1)

 先輩のお話を聞く後輩(写真2)

感想をまとめる後輩(写真3)

 卒業生が母校を訪ねてくれるのは嬉しいものです。6月29日火曜日の6限は、進路選択の参考にと3年生向けに、「先輩のお話を聞く会(写真1,2,3)」を持ちました。授業や試験の合間をぬって、卒業生の先輩3人(現高1~高3生)が、後輩に伝えたいことをもって、九中に来てお話をしてくれたのです。今年はコロナウイルス感染予防のため、A西教室からリモートで”「納得」する未来のために”と画面の向こうからお話してくれる先輩の姿・・・進路選択に向かうイメージがわいてきたのではないでしょうか。進路に向けて 

 三者三様  

 Each has his own way of doing.(各々が自分なりのやり方を持っている)英語のことわざで、日本でいえば「三者三様」がこの意味に近いだろうか。「三者三様」とは、”三人いれば、三通りの考え・やり方・進路などがある”という風に使う。今日お話をしてくれた先輩達は九中を巣立つまでは九中という同じ道を歩んできた。九中1年生は2年生に続き、2年生は3年生に続く。で、その後は?3年生になって自分の進路を真剣に考え、自分の道を歩む。3人の先輩は「三者三様」の進路を今歩んでいる。

 自分の道を探すとき参考になる道しるべがA棟2F渡り廊下に続く通りだ。その名は人口には膾炙していないが”進路通り”と関係者は呼ぶ(左上写真)。廊下の両サイドには、公立高校や私立高校等、進路のポスターが百花繚乱、進路担当者の手によって整然と貼られ、並ぶ。よーく目を凝らして見て。ポスターのキャッチコピーにも、高校側の想いや工夫が随所に見受けられる。”探そう!本気になれるもの” ”知識から智慧へ” ”主体的に行動するおもろい18歳” ”主役はわたし” ”育つのは熱中力。”・・・等々興味関心を引く文言で溢れているではないか。この通りは、公立、私立の情報が一目瞭然に入って来る。生徒の意識を高めるためにも一カ所に集められているのだった。3年生は、これから星の数ほどの情報の中から、自分に必要な情報を拾い出さねばならない。全力で切り拓いた者が納得する未来を手に入れられる。そのために用意されたのが、「先輩のお話を聞く会」であった。

 先輩のお話を聞いて 進路担当『進路を考えること』は『自分の未来を考えること』その第一歩を自ら踏み出そう!

 とある学級通信より・・3人の九中の卒業生から進路の話を聞きました。知らない皆の為に自分の時間を使って話をしてくれたのは、“自分自身がしんどい思いをしながらも進路を乗り越えたからこそ、皆を応援したい”という気持ちがあったのだと思います。“みんなで進路を乗り越える”を経験した先輩だから、皆の為にも快く協力してくれたのではないでしょうか。・・・動画を長時間見るのは大変だったと思いますが、先輩の想いを受け取ってきちんとした姿勢できくことが出来てました。誰かが何かを伝えるときは、必ず時間をかけて準備をしています。それに応えてくれたと感じました。こういう姿勢が大切です。

 先輩のお話を聞いて・・・どの先輩も「勉強がつらい」とかではなく、悩み事で押しつぶされたり、変に色々考えてしまうことが一番つらかったと言っていて、驚いた。受験は勉強だけではなく、友だちの関係も大切だと学んだ。・受験は一人でやったらしんどいし、きついっていうのがすごく伝わってきた。オープンスクールとかに行って、その学校の事を少しでも分かってから決めようと思った。

悩む主役は私 未来探し