7月 7日 雷が鳴ったら避難!急激な気象の変化に注意(九中上空)
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バケツをひっくり返した雨 (写真1) | 浸水防止:土のうを積む (写真2) |
雨雲レーダー:雷予報(写真3) |
気象庁の天気予報によりますと、「今夜7日から明日にかけて活発な梅雨前線の影響で、西日本を中心に雷を伴った激しい雨が降るでしょう。土砂災害や河川の増水、氾濫に警戒が必要です。また、局地的な大雨に警戒してください。」と明日の気象を心配していたところ、今日の3時前、予想よりはやく九中上空は激しいゲリラ雷雨に見舞われました(下写真)。
ゲリラ雷雨は突然に
世間でたいへん恐ろしいとされているものを、「地震・雷・火事・親父」という。昔は災害に匹敵するほどカミナリオヤジは怖かったのだ。「カミナリオヤジ」は、家庭から一歩外に出た後の地域のなかで、子どもたちを躾ける社会的な役割も果たしていた。現在では、時代の流れで親父はそれほど怖いものとは思われていない・・・。さて、雷は今でも怖い。落雷による事故は、生命に危険をおよぼす。だから、屋外での活動中において、天候が急変しそうな予兆がある場合には、気象に関する情報を収集するとともに、早めに(体育の授業やクラブ活動等)を中断し避難等の対応を行うことが重要となる(2020年8月九中HPより)。
落雷は突然にやってきた。ドーン!本日3時前、雨足が急に激しくなったと思ったらドーンピカピカと轟音が響いた。今日は5限で授業が終了だったので大方の生徒は下校していた。しかし、ボレル等の活動で残っている生徒がいた。生徒指導担当者が放送を流す。「・・・雷が鳴っています。雷がやむまで、学校待機とします」大粒の雨、バケツをひっくりかえしたような雨により運動場一面海と化した(写真1)。激しい雨だ。浸水防止のため生徒玄関前に土のうを積み上げる(写真2)。メール配信をおこなう。約1時間後、雷雨も去り(写真3)、放送「学校待機を解除します」で危険は去った。
待てば雷は去る 〇メール配信7月7日3時06分:雷雨による下校見合わせについて@九中 お世話になっております。現在豊中市に雷注意報が発令中です。雷雨が続いているため、校舎内に生徒を待機させ下校を見合わせています。・・・※雷雨が落ち着きましたら、下校させる予定です。
〇メール配信7月7日3時38分:雷雨による下校見合わせ解除について@九中 お世話になっております。雷が弱まりましたので、15:35に校舎内の待機を解除し下校させます。
雷が鳴ったときの対応を屋外、屋内にいるときの対応を下記のとおり確認し、各自が安心・安全に努めよう(参考:群馬県教育委員会 学校災害対応マニュアル落雷編)。
【屋外にいるとき】○ 日頃から身の回り(通学途中)の避難場所を考えておく。○ 雷鳴が聞こえたら、すぐに安全な場所(建物の中や自動車の中など)に避難する。○ 木の下・木のそばには避難しない( 物を高くかかげることや木のそば・木造建築の軒下での避難は自分に落雷の危険がありとても危険)。○ 自転車に乗っていたら、すぐに降りて安全な場所に避難する。○ 避難場所のない時は低い姿勢(両足をそろえてしゃがむ)をとる。
【屋内にいるとき】○屋外に出ない(外出しない)。○雷の活動は短時間でおさまることが多いので、下校時であっても無理に帰宅せず待っている。○すべての電気機器から1m以上はなれる。
雷鳴の 過ぎ去りて 安全きたる