8月11日 夏がくーる!クールにゴール狙い 大阪ベスト32(サッカー部)
サッカー部:2020夏総体(写真1) |
サッカー部:有終の美(写真2) |
サッカー部:新チーム発足(写真3) |
サッカー部 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪府に4度目の緊急事態宣言が発令されましたが、夏休み中のクラブ活動は、感染防止対策を徹底して継続いたします。さて、東京オリンピック日本の活躍は目を見張るばかりですが(メダル獲得の皆さんおめでとうございます)、目を見張るといえば九中サッカー部です。サッカー部は3年生が7月下旬からスタートした大阪中学校選手権大会予選を勝ち上がり決勝へと駒をすすめ準優勝を果たし、大阪ベスト32を決めました。
大阪ベスト32への道
「経験者だけでなく、初心者の人も頑張っています。リラックスしたムードの中、部員同士が声をかけ合い、明るく、充実した練習を行っています。大会実績としては、豊中市の大会で毎年優勝か準優勝を少なくとも1回はしています。」今年も大会の季節がやってきた。まずは大阪中学校サッカー選手権大会予選である。決勝まで進めば大阪大会本戦へ出場だ。1回戦から、九中サッカー部の持ち味を出しで勝ち進み決勝まで進んだ(左上写真 惜しくも準優勝)。大阪ベスト32である。次回3年生の引退試合は豊中総体Aであった。昨年は準優勝(写真1)、今年は優勝を狙う。
豊中総体A 3位 ~ 止めて止められ PK戦 新チームへバトンタッチ ~
予選:今回の試合は3年生中心で勝ちに行く、それをテーマに臨んだ大会であった。予選では、練習してきた斜めへのパスを中心に攻めて相手ゴールをおびやかす。しかし、1勝1敗と納得のいく結果ではなかった。3年間の集大成として納得いくプレーをして有終の美を飾るために決勝トーナメントに向かう。
決勝トーナメント:決勝トーナメントは準決勝で敗れ3位決定戦にまわった。選手たちはグラウンドに整列し大きな掛け声とともに一礼をしグラウンドへ飛び出しポジションにつく。蝉が、”けった”たましく鳴くなかキックオフ、ボールを”蹴った”。よし、いける。なんとか先制点を奪っておきたいところだ。相手は守備に6人を配置する。練習してきたとおりパスをまわし優位にゲームをすすめるも相手のゴールを割ることが出来ず前半を0-0で終えた。作戦タイム。さぁ、ここからが正念場だ。監督の叱咤激励がとぶ。「シンプルにシンプルに難しいことはいらん。練習してきた通りのことして、ラスト30分やり切るぞ!」後半戦はサイドを入れ替えてキックオフ。お日様ジリジリの中、時計の針もジリジリと進む。点が入らない。結局60分では決着がつかず、そのまま前半5分後半5分の延長戦にもつれこんだ。分厚い攻撃でシンプルに行くぞ!走り負けるな!両者一歩も走り負けず無得点・・・3位の行方はPK戦へ。PK戦とは規定の試合時間を終了して決着がつかなかった際に行うものである。蝉が、”けった”たましく鳴くなか蹴った。決めると決める!はずすとはずすという緊張した展開になった。両者一歩も譲らない。勝利の女神は九中へと微笑んだ。去年逃した優勝を目指していたが、3位は誇っていい。
顧問「君たちは今日で引退です(写真2)。最後の試合は豊中総体3位決定戦でしたが今までで一番いいプレーが随所に出ていたと思います。公式戦は結果にこだわると何度も言ってきましたが、今日は何より3年生の仲間で行った最後の試合を思う存分楽しめたとおもいます。今後も仲間に対してつらいときや苦しい時など良い声かけをして励まし合って下さい。次は2年生が(写真3)、3年生の伝統を引き継ぐ番です」
夏が来る つながるパスが クールにゴール