第九中学校

　新型コロナウイルスの感染拡大がおさまり緊急事態宣言は解除されましたが、学校教育活動は感染防止対策をして継続いたします。さて、第52回体育大会は、天気予報どおり「晴れ時々曇」と風もなく、21日朝は絶好の体育大会日和となりました。開会式後、プログラム１番ラジオ体操（写真１）で身体をストレッチ。１年生は運動場を縦横無尽に躍動しました。

　開会式　午前９時過ぎ！ファンファーレ～♪が鳴り、１年生が一斉に駆け足！よーいどん！九中生が疾走する。第5２回体育大会(１年生)が始まった。開会式は、学校長挨拶、選手宣誓からだ。

　学校長挨拶「・・・本日、グラウンドには１年生しかいません。保護者の方も１年生の保護者しかおられません。皆様に応援していただくことで、大きな励みになるかとおもいます。惜しみない拍手をお願いします。

　さて、１年生の皆さん、中学校に入学して半年、何もかも初めての経験でしたね。体育大会は本来なら先輩というお手本があって体育大会をつくりあげていきます。今年はそれがかないません。１年生は初めての大きな行事ですが、体育大会に向かって一生懸命取り組みをしてくれました。今日はできる範囲でできるだけ精一杯楽しむ。・・・朝礼でもお話をしましたが小さな幸せを、みなさんで見つけましょう。自分の力を出し競技そのものを楽しむ。仲間のがんばりに精一杯応援する。思い出に残る体育大会にしましょう」

　選手宣誓「私たち54期生は、運命の糸に導かれこの九中で出会いました。そして今日は体育大会という晴れの舞台、みんなで絆を深め、青春をおう歌し、学年全員で心に残る行事にします。学年目標の「輝け、みんなの色」をモットーに、それぞれの色を見つけ最高の一日にします」１年生の１年生による１年生のための、「密」は避けるが密度の濃い大会がスタートだ。

　競技結果　うちわ振った！まわった！回った！走った！　優勝９組　2位７組　3位１組

　競技がスタートした。各クラス手製のうちわやポンポンが舞う。キビキビ応援だ。競技のポイントは、２、３年生と同様団体種目であった。「バラエティリレー」の1走はドンゴロス（写真２）麻袋に両足を入れ、両足ジャンプで約20～30ｍ進む。けっこう速い。2走はピンポン玉運びだ。3走はサッカードリブル・・・こうしてアンカーは魔女の宅急便のように竹の棒を2人でまたぎ次から次へとゴールした。会場内に優しい拍手があふれる。小さな幸せを見つけた。「台風の目（左上写真）」は4人一組で棒を持ちスタート！第一コーンを時計回りで回る。第二コーンも同じく時計回りで回る。回る。回る（写真３）。外側ははやく内側はゆっくりチームワークがほとばしる。アンカーが棒を先頭の前の地面に置き全員が地面に座った！９組は、「バラエティリレー」が２位、「台風の目」は1位と終始安定した競技運びで着実に点数を重ねていき優勝を果たし、２位には７組、３位１組という結果となった。入賞クラスも惜しくも逃したクラスも「小さな幸せ」を見つけたはず。

　学校評議員さん「１年生はきびきびと動き、堂々として応援も一生懸命で微笑ましかったです。来年は九中の伝統を引き継ぎ３学年揃っての体育大会が開催できればいいですね」

秋晴れや  回って回る みなの色