8月23日 夏がくーる♪クールにドリブル 豊中市民大会出場(女子バスケ部)
バスケ部:試合前練習(写真1) |
バスケ部:試合前練習(写真2) |
バスケ部:新チーム練習(写真3) |
女子バスケット部 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言が9月12日まで延長されましたが、夏休みのクラブ活動は感染防止対策をして出来る範囲で継続いたします。さて、東京オリンピックでは女子バスケットが男女を通じて初めてのメダルを獲得しました(メダル獲得の皆さんおめでとうございます)。後に続くべく九中女子バスケット部は、引退試合でメダル獲得を目標に豊中市民大会へと出場しました(下写真)。
女子バスケット部 「顧問の先生は、やさしく教えてくださり、時には厳しく指導してくれます。バスケットボールは一人ではなくチームで戦うスポーツです。チームのみんなに支えられて入った1点はすごく気持ちがよくて、すごく楽しい気持ちになります」と女子バスケット部ではクラブ紹介をしている。
さて、オリンピックでの日本女子バスケットの活躍はめざましかった。最終日の8日、さいたまスーパーアリーナで決勝まで進み銀メダルを獲得したのである。体格面や身長でハンデがあり国際大会で通用しなかった長年の歴史があるだけに、世界に衝撃を与えた。攻守を素早く切り替え、40分間走りきる。3点シュートを磨き体は小さくても世界と真っ向勝負できる戦術を完成させ男女を通じて初のメダル獲得を達成したのだった(ニュース報道より)。いつか九中女子バスケット部も後に続きたい2021夏であった。みんなに支えられた1点を積み重ねるべく引退試合へと向かう。
豊中市民バスケットボール大会 8月2日 千里体育館 1891年にアメリカで考案された「バスケット」は5人対5人の2チームが一つのボールを追いかける。リングにシュートを放つスポーツである。これが意外と難しい。入部当初はシュートが入らない。だが必死に練習していけば練習が好きになり、練習が好きになればバスケが好きになる。バスケが好きになると自信がつきシュートが入るようになる。コロナ禍で思うように練習できない中、九中生は自分たちの出来る最大限の努力を続けてきた。そんな九中ファイブが豊中市民バスケットボール大会へ出場したのであった(写真1、2)。
初心者も多い中、練習量が少なく中々シュートが入らない。バスケは好きなのにリングに嫌われる。ゴール前まではいい状態でボールを持っていくのだが。九中ペースであっても最後の決め手に弱い。自信がないのか、ドリブル、パスでゴール前に迫ってもリングからボールがこぼれた。リバウンドがとれない・・・。それが初戦は違った。いつもは焦ってミスをしてしまうところでも冷静にプレーが出来ている。3年生は負ければ即引退のプレッシャー、自然と集中し練習通りの力を発揮した。練習は裏切らない。クールにドリブル、シュートを決める。1回戦を突破した。この勢いで2回戦も勝ちに行こう。勝てばベスト4だ。試合が始まった。両チーム一歩も引かない攻防を繰り返す。相手チームが1本シュートを決めれば九中も負けじとシュートを決めた。後半に入っても1点差のシーソーゲーム!白熱した試合が続く。1点差を追いかけ終了時間が迫る。勝負に出る九中!前からプレスディフェンスを仕掛けた。相手のボールを奪えばチャンスはある。練習してきたすべてをぶつけた。最後まで戦い抜いたが点差は埋まらなかった。涙をぬぐう3年生。涙の裏には悔しさ悲しさだけでなく、今まで練習してきたすべてをぶつけてきた達成感が強く表れていた。悔しさは後輩が引き継ぐ(写真3)。
顧問「力戦奮闘。臆することなく自分たちの3年間をぶつけた試合でした。未経験者の多いチームでしたが3年間で見違えるように上手くなった。3年間の努力は必ず報われます」
夏が来る 力戦奮闘 パスまわす