校区人研とは、中学校校区で人権にまつわる内容や課題について、授業や取組を通じて校区の教職員みんなで考えるという機会です。

今年は八中1年生のジェンダーに関する授業を、小学校としてもどのように学習を積み上げてつなげるかということについて考えながら見学しました。

現在の八中の1年生の子どもたちの実態に合わせた、また先生方の思いが籠った”オリジナル教材”に取り組んでいました。

   

トイレの話や制服も良く聞く大切な観点ですが、それよりも身近に性について悩みを抱えている友だちがいないかなど、さすがは中学生『○○らしさ』が出せているのだろうか?という心理的な部分まで考えていました。

授業の中で、アーティストのレディーガガさんの曲を和訳付きで流していました。メロディーぐらいは知っていましたが、恥ずかしながらその歌詞の内容までは及んでいませんでした。

八中の先生方の生徒の思考に迫ろうとするチャレンジ精神豊かな授業を見学し、私自身も発見がありました。『自分らしく』とよくいわれますが、そんな簡単に見つかるものでもありません。しかし、曲の歌詞で繰り返される『自分らしく生きればいいんだから…』力まず背のびをせずお互いが受容・寛容される、こういう生き方ができる社会になれば…と私もそう思います。