最初は小さなかけ違いから始まり、宗教・民族などの違いから差別が生まれ、そのまま扮装や戦争に発展することが往々にあります。

そして、それがいずれ戦争にでもつながったら…

フリージャーナリストである西谷文和さんをお招きし、今現在起こっている扮装や戦争についてお話をしていただきました。

本来なら、現地カメラ・取材⇒テレビ局⇒テレビ放映という流れですが、今回は現地カメラ・取材からダイレクトに、しかもその現地で映像を撮影し取材をした本人からの解説が入ることで、ライブ感というか現地の緊迫感がより一層伝わってきました。戦争で亡くなった方々を弔う追悼が行われている最中、そんなことはお構いなしに砲撃の音が鳴り響いている。それがつい2・3か月前の状況であり、今も地球のどこかで現実に起こっているという事実。

過去の戦争の歴史について学習してきた6年生にとっては、現在の戦争へもイメージを馳せながら考えることができたのではないかと思います。

  

戦争が起こる発端には、マスコミやメディアによる情報操作も一因にあるとおっしゃっていました。

情報活用能力・情報リテラシーを高め、フェイクニュースに惑わされず、報道の裏に隠された真実などを見極める、そんな大人になっていってほしいと願います。