今日の6時間目2年生4組で数学の研究授業が行われました。

 まずは「数学オリンピック」。基礎・基本徹底のため計算問題を解いてウォーミングアップ。

 本時のメインは、単元「平行と角」において、対頂角、同位角、錯角、多角形の内角の和を活用して、「角の大きさ」を求める方法を考えようでした。

 カードで班ごとに分かれたうえで、課題となる角を求める図が配られ、それぞれ個人で考えていきました。同位角を使うのか・・、錯角を使うのか・・、補助線をどう引けばいいのか、それぞれで考えていきました。

 その後、わかりにくいところの教えあい。教えあいのルールは

①まず自分でしっかり考える

②わからなかったら聞く

③聞かれたら答える

④聞かれるまで教えない(これが大切)

 角の大きさが求められたら、代表が前に出てきて実物投影機を使って説明しながら、課題の図に補助線をひき、それによって明らかになった角度の大きさを書き込み、最後「角X」を求めました。

 同じ角Xを求めるにも、いろいろな補助線のひきかたやアプローチの違いがあることがわかりました。

 さて、授業が終わって、先生方で授業の在り方について研究を深めました。

 この研究会に豊中市教育センターの指導主事においでいただき、指導助言をいただきました。生徒が主体的に学習する授業をどのようにつくいくのか、その学びをどのように深めていくのか、それぞれの先生方が取り組んでいる授業の様子を交流し、発表していきました。

 このような授業についての研究を重ねながら、十二中の先生方は日々授業の改善にむけて工夫努力しています。