本日4時間目、全学年体育館で豊中少年サポートセンターから講師においでいただき「非行防止教室」を行いました。

 少年による犯罪は、依然として深刻な状況が続いるとのことで、少年が加害者となるだけでなく、犯罪被害者となるような事件も多数発生しています。そこで夏休みを前に、加害者にも被害者にもならないために、非行防止についてのお話をしていただきました。

  まず少年犯罪の傾向について。特に夏休みに万引きや自転車等の窃盗事案が増加し、少年犯罪全体の7割以上を占めているそうです。その犯罪もひとりで行うより集団によるものが多いようです。

 また、最近「大麻」「ネット犯罪」が増加傾向にあるとのことでした。

 「大麻」は入手が容易ということもあるそうで、未成年者に広がりを見せているとのこと。「大麻」はもつももらうも、ゆずるも栽培するも犯罪です。

 「ネット犯罪」については、被害になる場合が多いとの話がありました。スタンプを無料でもらえるなどのおいしい話でIDや顔写真などの個人情報を送らせ、その後自撮り画像の送付を要求し、それに応じなければ脅しにかかるなどの手口をDVDで紹介していただきました。

 「おいしい話はうらがある」と考え、その話には乗らないことが大切ですとのことでした。

 

 長い夏休み、今日のことをしっかり意識して加害者にも被害者にもならない健やかな生活を送って、2学期元気に登校してきてください。