昨夜、地域の方や保護者の方が参加され十二中でHOT講演会が開かれました。

 ソーシャルメディア研究会より講師をお招きして、「メディアと付き合う子どもに親としてどうかかわるか」というテーマでご講演をいただきました。

 初めに「ユーチューバーの収入はどこから入るのか?」や「スノー」「ステメ」「フロリダ」???などの言葉が紹介されましたが、親の世代としては難解なこれらの言葉を理解できている方はほぼいませんでした。

 このように親世代が十分理解できていないメディアと付き合っている子どもは、学年が進行するにつれて増加し、中学生になるとスマホ所持率は80%前後になっているとのことでした。このような状況の中で、子どもにスマホを「使うな」ということには限界があります。

 そこで、スマホを使うなではなく「正しく怖がり、正しく使う」ということを伝えることが大切だとおっしゃっていました。

 スマホの何が怖いのか・・・、「SNS上でのいじめなどのトラブル」「SNSで知り合う出会いの危険性」などを具体的にお話ししてくださいました。

 これらの怖さを知り、フィルタリングやスクリーンタイムなどを設定して機械的に防げることは事前に防ぐ。また、スマホの利用時間の枠を決める。

 そして本質はリアルな社会にあることを子どもに繰り返し伝え、相談できる環境をつくることが大切であるとおっしゃっていました。

 「スマホの問題は、心の問題」とのことでした。

 

ご講演ありがとうございました。