防災用スピーカー 安否確認訓練 無事です!
西丘校区:防災スピーカー(写真1)

西丘校区安否確認訓練(写真2)

玄関に「無事ですシート」(写真3)

 豊中市では1月20日(土)に本市初の全市一斉防災訓練を実施しました。この訓練は災害時における地域と行政の協力体制を築くことを目的とした訓練です。西丘校区においても社会福祉協議会を中心としたボランティアの方々で、災害時における安否確認訓練を並行しておこなってくださいました。ボランティアの皆さまありがとうございました。

全市一斉防災訓練 「防災とボランティア週間」 1月15日から1月21日までは、「防災とボランティア週間」と設定されている。豊中市では、20日(土)の午前中に市内各小中学校の体育館で想定訓練をおこなった。内容はこうだ。午前7時45分、上町断層帯を震源とした最大深度6強の地震が発生、午前11時00分ごろに「緊急速報メール・エリアメール」の配信、「防災スピーカー」が作動する(写真1)。防災無線が訓練の予告を告げた。「こちらは豊中市危機管理課です。本日は全市一斉防災訓練の日です。今から3分後の午前11時に、携帯電話やスマートフォンに緊急速報メールが送信されます。・・・防災について考えるきっかけにしましょう」。3分後、スマホが鳴った。

 西丘校区では 西丘担当の避難所開設要員さんが西丘小学校の体育館を開ける。昨今の災害では、避難所での雑魚寝や段ボールのみの区切りなどプライバシーが守られていないのが課題となっていた。避難所でのプライバシーを守る方策として避難者用テントはどうか。開設要員さんが一汗かく(上写真)。結構しっかりしたテントが開設要員さん二人の手により20分くらいで立った。簡易ベッド的な椅子もある。これはありがたい。そのころ西丘コミュニティーセンターでは校区安否確認訓練が始まっていた。校長先生のあいさつ後、代表の方が手順を説明される(写真2)。出発だ。班ごとにわかれ対象者のお家へ安否確認に向かった。「無事」ですシート(写真3)が玄関に貼られていると安堵する。出されていないところはピンポーン♪、在宅を確認し安堵する。・・・実際に災害がおこったら安否確認どころではないかもしれない。だが訓練を繰り返すことで対応する力は備わるはず。ふだんから災害に備えたい。

冬空へ 一斉に 安否確認