竹を切る 縁起物飾り 竹
門松:竹を切る(写真1)

門松:獅子舞飾り(写真2)

門松:竹は笑う(写真3)

 師走を過ぎたら新年がやってきます。さて、新年といえば賑やかな門松がつきものです。毎年門松作成を趣味にされている用務員さんの出番です。来年も西丘にとって良い年になりますようにと、にぎやかに門松を作っていただきました(下写真)。

にしおかの門松 門松 今年も良かった良かったと思いたい。来年も良い年にしようと西丘ではここ数年玄関に門松を飾る。では、そもそも門松とはなんだろう?ウィキペディア等で調べてみた。門松は、日本の家の門前などに立てられる松や竹を用いた正月飾りである。松飾り、飾り松、立て松とも言う。なぜ「松」なのかというと、松は冬でも青々とした常緑高木で、新しい生命力の象徴となっている。また、松は”祀(まつ)る”につながる樹木であることや、古来の中国でも生命力、不老長寿、繁栄の象徴とされてきたからである。次に「竹」だ。門松のなかでもとりわけ目立つのが竹である。この意味はというと竹は成長が早く、生命力や繁栄の象徴とされている。 また、長寿を願う意味も込められているのだそうだ(参考 ウィキペディア)。西丘の門松は用務員さんの手で作られている。

 にしおかの門松作り まずは材料である。できるだけ自前で用意したい。松と南天は校庭に生えている樹から選んだ。竹は西丘には生えていないので、校区の学校にお願いして調達する。それ以外の葉牡丹と飾りつけの装飾は市場で購入した。門松のポイントになるのは竹だった。太い竹を斜めに切る。のこぎりを90度にあて(写真1)、そこからだいたい30度の角度で。ではなぜ斜めに切るかというと、斜めに切った切り口が笑った口に見えるから。「笑う門には福来る」のだ。長さについても縁起の良い数字が使われる。大・中・小それぞれ7:5:3の比率で切る。割り切れないので夫婦円満をあらわす象徴となる。用務員さんは斜めに切った3本の竹を用意した鉢にしっかりと差し込んだ。松を背景に、手前に南天や装飾物を配置していく。縁起物の獅子舞は目立つところに(写真2)。3本の竹の切り口がにっこりと笑っていた(写真3)。玄関両脇に西丘守る門松が立った。皆さま、良いお年をお迎えください。 

門松や 西丘まもる 竹笑い