食農教育 出前授業 大阪の食料自給率

出前授業 食農教育(写真1)

農業とわたしたちのくらし(写真2)

大阪府の食料自給率は(写真3)

 今朝は少しさわやかな風が吹いていました。さて、8月30日(水)の2限目、5年生は多目的室に集合です。5年生では、食育に対する興味や関心を高めたい!と農業に関するプロの方にお越しいただいて、さわやかな出前授業「食農教育(写真1)」を実施していただきました。

出前授業「食農教育」

 食農教育 食育学習の守備範囲はひろい。食育とは、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けられる。様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる(農林水産省HPより)。食育に関わるひとつが「食農教育」であった。5年生はその道の専門家 「JA(農業協同組合)大阪北部」さんから学んだのである。

 農業とわたしたちのくらし写真2) JAの職員さんお二人が、両手いっぱいの野菜を持って多目的室に現れた。出前授業が始まる。日本の食料自給率はだいたい40%だと知る。自給率の高い食べ物は、お米、野菜だと知った。低い食べ物は、大豆、小麦、牛肉・・・結構多い。自給率が低下していったのは、ごはんを食べる量が少なくなり小麦や大豆などを食べるようになったからだ。もし外国から食物を輸入できなくなったら、食卓がさびしくなる。つらい。大阪の食料自給率はなんと1%だそうだ(写真3)。大阪府で収穫量の多い野菜、地産地消についても楽しく教えていただいた。SDGSの観点からも地産地消(地元で生産されたものを地元で消費する)がいい。大阪で採れた野菜を大阪の人が食べることは食の安心・安全にもつながる。授業の最後、今朝大阪で採れたお野菜さんに触れた(上写真)。モロヘイヤ、ルッコラ、リコピン2倍のトマト、さやいんげん、とうがん、白ナス、ピーマン、花おくら(珍しい)等、すべて大阪で採れた野菜さんたちだ。5年生に食べて欲しいと訴えているように見えた。

 JA大阪北部さん「皆さん興味深く聞いてくれてありがとうございました。野菜クイズのマニアックな問題、正解率の高さに驚きました。”地産地消”で、大阪の食料自給率をあげていきましょう」 

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